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J-GLOBAL ID：201802228553441974   整理番号：18A0990224

エンジン筒内の燃料濃度計測技術

Fuel Concentration Measurement Method Inside Engine Cylinder

著者 (1件)： 河原伸幸 (岡山大学大学院自然科学研究科)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 57  号： 5  ページ： 328-332(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ガソリン火花点火エンジンにおけるエンジンシリンダ内の燃料濃度計測手法について解説。
・DISIエンジン(筒内直接噴射式機関)では,熱効率向上を目的に,エンジンシリンダ内に燃料を直接噴射することで層状燃料濃度場を形成し,点火,燃焼を行っており,点火時期に可燃混合気が点火プラグ近傍に存在することが重要。
・エンジンシリンダ内燃料濃度計測手法として,ガスサンプリング法,レーザ誘起蛍光やラマン散乱法などのレーザ計測手法,および赤外吸収法について説明。
・赤外吸収法による噴霧制御式DISIエンジンでの計測例として,光学系を点火プラグに組み込み,赤外吸収法により燃料濃度計測を実施した事例を紹介。

シソーラス用語： ガソリン噴射 ,  直接噴射 ,  熱効率 ,  蛍光分光法 ,  Raman散乱 ,  *濃度測定 ,  *ガソリンエンジン ,  レーザ誘起蛍光 ,  *火花点火機関
準シソーラス用語： *ガソリン機関 ,  ガソリン直接噴射 ,  レーザ誘起蛍光法

著者キーワード (8件)： 燃料濃度計測 ,  ガスサンプリング ,  レーザ誘起蛍光法 ,  赤外吸収法 ,  fuel concentration measurement ,  gas sampling ,  laser induced fluorescence ,  infrared absorption method

分類 (1件)： 火花点火機関  (PB02020C)

引用文献 (14件)：

• 1) J. B. Heywood: Internal Combustion Engine Fundamentals, McGraw-Hill Book, Inc., (1988)
• 2) C. Stan: Direct fuel injection for gasoline engines, Society of Automotive Engineers, Inc., Warrendale (1999)
• 3) 廣安博之ほか:内燃機関,コロナ社 (2001)
• 4) T. Kume, Y. Iwamoto, K. Iida, M. Murakami, K. Akishino, and H. Ando: Combustion control technologies for direct injection SI engine, SAE, Paper No. 960600 (1996)
• 5) Y. Iwamoto, K. Noma, O. Nakayama, T. Yamauchi, and H. Ando: Development of gasoline direct injection engine, SAE, Paper No. 970541 (1997)

タイトルに関連する用語 (2件)： 燃料 ,  濃度計測