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J-GLOBAL ID：201802228635856380   整理番号：18A0941287

温和な化学的前処理はグルコシダーゼを過剰生産するトランスジェニックイネにおけるバイオエタノール生産に十分である【JST・京大機械翻訳】

Mild chemical pretreatments are sufficient for bioethanol production in transgenic rice straws overproducing glucosidase

著者 (10件)： Li Ying (Biomass and Bioenergy Research Centre, Huazhong Agricultural University, Wuhan, China. [e-mail] [e-mail]) ,  Liu Peng ,  Huang Jiangfeng ,  Zhang Ran ,  Hu Zhen ,  Feng Shengqiu ,  Wang Yanting ,  Wang Lingqiang ,  Xia Tao ,  Peng Liangcai
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 20  号： 9  ページ： 2047-2056  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米は,バイオ燃料に使用できる大量のリグノセルロース残留物を含む主要な食品作物である。本研究では,成熟した藁の細胞壁にTrichoderma reeseiβ-1,4-D-グルコシダーゼ(BGL I)を過剰生産するトランスジェニックイネ植物を収集した。前処理なしで,トランスジェニック稲藁は野生型(WT)品種よりも一貫して高いバイオマス酵素糖化を示し,特に1%Tween-80または0.5%PEG-4000を酵素加水分解に共供給した。特に,温和なアルカリ前処理(50°Cで2時間,1%NaOH)下では,望ましいトランスジェニックラインは完全なバイオマス酵素加水分解を示し,以前の研究で報告されたより強い前処理条件を受けた米および他のバイオエネルギー作物と比較したとき,21%(%乾物)の最高バイオエタノール収率をもたらした。一方,1%のH_2SO_4前処理の下で得られた比較的低いヘキソース収率にもかかわらず,トランスジェニック稲藁は,ほとんど完全な糖-エタノール変換率のために,18%で高いバイオエタノール生産を示した。化学分析は,トランスジェニック稲藁がバイオマスの多孔性を有意に増加させ,セルロースの特徴(CrI,DP)を減少させることを示した。これはバイオマスの酵素的加水分解を大きく高めるのに寄与した。加えて,ヘミセルロースにおける上昇したアラビノースレベルとリグニンH-単量体比率は,トランスジェニック稲藁におけるバイオマス酵素糖化にも明らかに影響を及ぼす可能性がある。したがって,本研究は,トランスジェニック稲藁における高いバイオエタノール生産のための費用対効果が高く,グリーンなリグノセルロース変換技術を実証した。それはまた,バイオエネルギー作物における植物細胞壁の潜在的遺伝子改変のための戦略を提供した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 稲藁 ,  ヘミセルロース ,  ヘキソース ,  生物燃料 ,  細胞壁 ,  *前処理 ,  バイオマス ,  農作物 ,  リグノセルロース ,  生物エネルギー ,  リグニン ,  セルロース
準シソーラス用語： 酵素加水分解 ,  酵素的糖化 ,  *バイオエタノール , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 化学的前処理 ,  グルコシダーゼ ,  トランスジェニックイネ ,  バイオエタノール