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J-GLOBAL ID:201802228745371481   整理番号:18A1865461

観察された細胞セクレトーム代謝産物プロファイルに対する培地の影響:細胞生存率とデータ解釈性の間のバランス【JST・京大機械翻訳】

The influence of culture media upon observed cell secretome metabolite profiles: The balance between cell viability and data interpretability
著者 (5件):
資料名:
巻: 1037  ページ: 338-350  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞セクレトームの研究へのメタボロミクスの応用は,この方法の大規模データ出力,生化学的洞察,および新規標的化合物発見のための展望により,人気がある。しかし,検出された代謝産物に大きな影響を及ぼす因子である細胞増殖培地の使用のための標準化されたプロトコルはなく,結果として得られたデータの解釈可能性がある。ここでは,液体クロマトグラフィー-高分解能質量分析に基づくメタボロミクス法を適用して,2つの表現型的に異なる細胞系:ヒト胎児腎臓細胞(HEK293)とL6ラット筋肉細胞の得られたセクレトームに対する5つの異なる培地組合せの影響を調べた。これらの培地の組合せは,M1:培地199,M2:培地199+2%胎児ウシ血清(FBS),M3:Dulbeccoの修正Eagle培地(DMEM),M4:DMEM+2%FBSおよびM5:Krebs-Henseleit修飾緩衝液(KHB)であった。24時間にわたるDMEM培地に対する培養(37°C)対冷蔵(4°C)の影響も調べた。結果は,追加の細胞培養実験から測定された5つの代謝産物の選択されたパネルに対して検証された。メタボロミクスにより,細胞型と中間特異的基礎上で異なるパターンを示す全部で53の極性代謝産物を同定した。著者らは,培地の選択が検出された分泌代謝産物プロファイルへの主要な寄与因子であることを観察した。FBSの添加により,培地のみの対照(M199およびDMEM単独)と比較して,独特の検出代謝産物が得られた。グルタミンとピログルタミン酸は,冷蔵DMEM培地と比較して,培養においてより豊富であった。標的化したアプローチからの代謝産物の全体的代謝パターンはメタボロミクス実験のM1-M5を通して示されたものと一致し,メタボロミクスにおける検出限界以下の化合物の存在をさらに同定する助けとなった。これらの知見に基づいて,細胞セクレトームに基づく代謝産物プロファイリング実験の設計における次の考察を強調した。(1)複数の媒体組合せ(FBSの有無にかかわらず)は,調査されるべき各細胞系に対して試験されなければならない;(2)無細胞培地の組合せを別々にめっきし,細胞と同じ実験条件で培養/処理した。(3)細胞死と代謝産物検出の間の妥協は,FBS補給からのバッチ特異的寄与を避けるために同定されなければならない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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有機化合物の各種分析  ,  代謝一般  ,  生体物質一般  ,  細胞・組織培養法 

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