抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2nd generation multiple output current conveyor(MOCCII)を用いたユニバーサルフィルタが提案されている。低周波信号である生体信号処理のために必要となる低周波フィルタには大容量のキャパシタが必要となり,チップ面積が大きくなるという問題がある。著者らはこれまでにMOCCIIの電流増幅率を小さくすることで,大きな時定数を実現し,小容量のキャパシタで低周波フィルタを実現する手法を提案している。提案手法により,小容量のキャパシタで低周波フィルタを実現できるが,フィルタが発振するという問題があった。本研究では,ユニバーサルフィルタのシミュレーションから周波数特性悪化の原因を解析し,補償容量を加える事でフィルタの周波数特性の改善を行った。(著者抄録)