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J-GLOBAL ID:201802228777479396   整理番号:18A0662178

WDXRFによる樹氷と雪の中の非水溶性イオウ化合物の化学形態別分析と東アジアの石炭燃焼排出物の冬期モンスーン下での長距離輸送機構

Analysis of Chemical Species of Water-Insoluble Sulfur Compounds in Rime Ice and Snow and Long-range Transfer Mechanism of Coal Burning Emissions under Winter Monsoon Conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 49  ページ: 125-142  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: Z0547B  ISSN: 0911-7806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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樹氷と雪の中の非水溶性イオウ化合物の化学形態別分析と東アジアの石炭燃焼排出物の冬期モンスーン下での長距離輸送機構の同定法についてまとめた。単一分光結晶を用いた波長分散型蛍光エックス線装置による樹氷や雪の濾過物であるメンブレンフィルター上の薄膜分析を行った。S-Kα線の化学シフトからイオウの化学状態別分析が可能であった。樹氷と雪の試料に限ってはカルシウム濃度とイオウ濃度からも化学状態分析が可能であった。卓上型の低真空走査電子顕微境エネルギー分散型X線分光法(SEM-EDX)を用いて濾過薄膜中の無機小球体粒子(主に石炭フライアッシュ)の一粒子分析を行った。レーダーチャートパターンから5種類のカテゴリーが見つかり,かつ,24h後方流跡線から発生域を中国華北,北東中国,朝鮮半島,黒竜江省-ロシア沿海地方,および日本を発生域に特定することを提案した。溶存成分中のCd,Pb,非海塩性硫酸イオンのモル比からそれらの発生域を特定できることもわかった。これらは,中国炭のイオウ同位体比,日本における鉛同位体比からの地域分けと一致した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  気圏環境汚染 
引用文献 (37件):
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