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J-GLOBAL ID:201802228781932922   整理番号:18A1778826

熱処理したブタSertoli細胞における密着結合蛋白質の発現におけるAMPKの役割【JST・京大機械翻訳】

Role of AMPK in the expression of tight junction proteins in heat-treated porcine Sertoli cells
著者 (9件):
資料名:
巻: 121  ページ: 42-52  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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温熱療法は,精巣におけるタイトジャンクション(TJ)の機能不全を引き起こす可能性がある。アデノシン5′-モノリン酸活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)は精巣におけるTJの調節に関与する。しかしながら,AMPKがセルトリ細胞の熱処理への応答におけるTJ蛋白質の発現を調節するかどうかは不明のままである。セルトリ細胞を3週齢の子ブタから熱処理(43°C,30分)にかけ,細胞生存率を低下させ,初期アポトーシス率を増加させた。これらの効果は可逆的であり,細胞は熱処理後48時間で徐々に正常生存率に回復した。TJ蛋白質(クローディン11,JAMA,occluディンおよびZO1)の発現は,未成熟ブタSertoli細胞において検出された。TJ蛋白質のmRNAと蛋白質レベルは,熱暴露の1時間後に有意に減少したが,回復時間の増加により回復した。さらに,細胞質におけるクローディン11の発現も熱処理により著しく減少した。AMPKリン酸化,細胞ATPレベル,およびCa2+/カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼB(CaMKII)レベルは,肝臓キナーゼB1(LKB1)レベルではなく,熱処理により下方制御された。より重要なことに,TJの集合の調節因子であるAMPKの活性化または過剰発現は,TJ蛋白質の熱処理誘導ダウンレギュレーションを部分的に救済した。対照的に,低分子干渉RNA(siRNA)を用いたAMPKノックダウンはTJ蛋白質の発現レベルをさらに低下させた。さらに,クローディン11は熱処理後ほとんど検出されなかった。まとめると,本研究は,熱処理がAMPKシグナル伝達経路を阻害することにより,未成熟ブタSertoli細胞におけるTJ蛋白質の発現を可逆的に撹乱できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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