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J-GLOBAL ID：201802228801294501   整理番号：18A0335994

圧縮と曲げ変形下での多層カーボンナノチューブの局部座屈と原子弾性剛性の間の関係【Powered by NICT】

Relationship between local buckling and atomic elastic stiffness in multi-walled carbon nanotubes under compression and bending deformations

著者 (3件)： Nishimura Masaomi (Department of Mechanical Systems Engineering, Shinshu University, 4-17-1 Wakasato, Nagano 380-8553, Japan) ,  Takahashi Naoki (Department of Mechanical Systems Engineering, Shinshu University, 4-17-1 Wakasato, Nagano 380-8553, Japan) ,  Takagi Yu (Graduate School of Science and Technology, Shinshu University, 4-17-1 Wakasato, Nagano 380-8553, Japan)
資料名： Computational Materials Science  (Computational Materials Science)
巻： 130  ページ： 214-221  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0443A  ISSN： 0927-0256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,原子シミュレーションの立場から圧縮および曲げ変形における多層カーボンナノチューブの局部座屈のための統一基準を検討した。欠陥および非欠陥五層カーボンナノチューブは,適応型分子間反応性経験的結合次数ポテンシャルを用いた分子動力学法による圧縮と曲げ変形を受ける。各原子の原子弾性剛性,B ijα,局部座屈の開始を検討するために変形中に評価した。B ijαは原子エネルギー,すなわち,六次元歪空間における局所応力-歪表面の勾配の第二近似解誘導体に対応している。B ijαは負の固有値を持つ場合,局所不安定経路はひずみの方向に存在するであろう。圧縮下で,座屈ずっと前に負の値に全原子変化に対するB ijのα,λ(1)α,最小固有値が起こり,一方,幾つかの原子のB ijのα,λ(2)α,二最小固有値座屈直前に負の値に変化した。曲げ変形下で,λ(2)αの陽性率の変化は圧縮曲げ応力の側にリップリング変形に対応している。カーボンナノチューブ中の欠陥の位置の変化は,曲げ変形下で圧縮とピークモーメント下でピーク応力に影響を及ぼす。しかし,すべてのモデルに対して,局部座屈はいくつかの外層におけるそのλ(2)α<0原子の高密度領域から生じた。これは原子弾性剛性が多層カーボンナノチューブにおける局部座屈の評価基準として作用することができることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 曲げ応力 ,  反応性 ,  結合次数 ,  *カーボンナノチューブ ,  分子動力学 ,  固有値 ,  *局部座屈 ,  原子エネルギー ,  評価基準 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *曲げ変形
準シソーラス用語： 近似解 ,  局部応力 ,  6次元 ,  原子論的シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： カーボンナノチューブ ,  分子動力学 ,  局部座屈 ,  原子弾性剛性 ,  圧縮 ,  曲げ変形

分類 (2件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 曲げ変形 ,  多層カーボンナノチューブ ,  局部座屈 ,  原子 ,  弾性剛性