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J-GLOBAL ID：201802228811103635   整理番号：18A1989090

膠芽腫におけるサイトゾルホスホリパーゼA2アルファの発現は化学療法に対する抵抗性と関連する【JST・京大機械翻訳】

Expression of Cytosolic Phospholipase A2 Alpha in Glioblastoma Is Associated With Resistance to Chemotherapy

著者 (2件)： Yang Lei (Department of Neurosurgery, Jingzhou First People’s Hospital, The First Affiliated Hospital of Yangtze University, Jingzhou, Hubei Province, People’s Republic of China) ,  Zhang Haiyan (Department of Radiology, Jingzhou First People’s Hospital, The First Affiliated Hospital of Yangtze University, Jingzhou, Hubei Province, People’s Republic of China)
資料名： American Journal of the Medical Sciences  (American Journal of the Medical Sciences)
巻： 356  号： 4  ページ： 391-398  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0365B  ISSN： 0002-9629  CODEN： AJMSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膠芽腫の臨床管理は,積極的な手術および放射線化学療法アプローチにもかかわらず依然として困難である。治療を改善し,予後を予測するためには,膠芽腫化学療法抵抗性に関与する分子のより良い理解が必要である。免疫組織化学および細胞アッセイを用い,ヒトグリア芽細胞腫細胞系および患者試料におけるサイトゾルホスホリパーゼA2α(cPLA2α)の発現および可能な役割を分析した。ウエスタンブロット分析を用いてグリア芽細胞腫細胞においてcPLA2αが調節するシグナル伝達経路を解析した。著者らの研究は,cPLA2αが正常なニューロン細胞と比較してグリア芽細胞腫において上方制御されることを示した。cPLA2αの発現は,複数のグリア芽細胞腫細胞系で変化し,腫瘍発生よりもむしろ化学抵抗性と関連している。cPLA2α枯渇は,グリア芽細胞腫の成長と生存を適度に阻害するが,化学療法抵抗性膠芽腫細胞をいくつかの化学療法剤に著しく感作する。機構的に,cPLA2αノックダウンはグリア芽細胞腫細胞におけるPI3K/Akt/mTOR経路を有意に抑制する。著者らは,化学療法に反応したグリア芽細胞腫におけるcPLA2αの重要な役割を初めて同定することである。著者らのデータは,cPLA2αが,化学療法に対して高レベルのcPLA2αを有するグリア芽細胞腫患者の予後を示すバイオマーカーとして役立つ可能性を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： アップレギュレーション ,  *膠芽腫 ,  患者 ,  ニューロン ,  *薬物療法 ,  免疫組織化学 ,  バイオマーカー ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  感作 ,  ウェスタンブロット法 ,  腫瘤形成 ,  ヒト
準シソーラス用語： 遺伝子ノックダウン法 ,  細胞株 ,  細胞質型ホスホリパーゼA2 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 神経膠芽腫 ,  CPLA2α ,  化学耐性 ,  PI3K/Akt/mTOR

分類 (2件)： 神経系の腫よう  (GN04000V) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 膠芽腫 ,  サイトゾルホスホリパーゼA2 ,  発現 ,  化学療法 ,  抵抗性