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J-GLOBAL ID:201802228860864972   整理番号:18A0288241

Tリンパ球数に及ぼすシクロスポリンAまたはラパマイシンの阻害とヒラメ(Paralichthys olivaceus)におけるBリンパ球の免疫応答に及ぼす影響【Powered by NICT】

Inhibition of Cyclosporine A or rapamycin on T lymphocyte counts and the influence on the immune responses of B lymphocytes in flounder (Paralichthys olivaceus)
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  ページ: 78-85  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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獲得免疫では,Tリンパ球はBリンパ球の免疫応答,IgM~+Bリンパ球数と抗体産生を調節する。本論文では,シクロスポリンA(CsA)とラパマイシン(RaPa)を用いた,ヒラメ(Paralichthys olivaceus)におけるBリンパ球のTリンパ球と免疫応答に及ぼすそれらの阻害を調べた。ヒラメはキーホールリンペットヘモシアニン(KLH),KLHとCsAの混合物(KLH + CsA),またはKLHとRaPa(KLH + RaPa)の混合物を注入した。,末梢血白血球(PBL)におけるTおよびIgM~+Bリンパ球(PTとPB)の割合はフローサイトメトリー(FCM)で分析した,血清中の総抗体(TA)およびKLH特異的抗体(KA)をELISAで測定し,ひ臓および腎臓における9種類の免疫関連遺伝子の発現は,q-PCRを用いて決定した。一方,PBL培養はコンカナバリンA(ConA),ConAとCsAの混合物,およびConAとRaPaの混合物で処理した。PTとPBを測定し,細胞増殖はMTT法を用いて調べた。結果は,PTがKLH群,KLH+CsA群とKLH+RaPa群で5~日目にピークに達したことを示した。CsAとRaPaの最大阻害率(MIR)は27.44%±0.50%と21.37%±2.06%であった。PBは5~週でピークに達し,CsAとRaPaのMIRは44.51%±1.36%と33.3%±0.65%であった。KAとTAは5~週でピークに達した。TAに対するCsAとRaPaのMIRは40.31%±1.59%と32.96%±2.21%であった,KAの27.77%±2.02%と23.41%±1.08%であった。九種類の免疫関連遺伝子がKLH群と比較してKLH+CsA群とKLH+RaPa群で有意に低い発現を示した。PBL培養の増殖はCsAまたはRaPaにより阻害され,PTのためのCsAとRaPaの阻害率は18.14%±1.08%と17.88%±1.02%であった,PBの阻害率は3.03%±0.57%と2.95%±0.53%であった。結果はTリンパ球数はTリンパ球はヒラメにおけるBリンパ球の免疫反応を調節することを示唆し,続いてIgM~+Bリンパ球と抗体産生の抑制により,CsAとRaPaにより阻害されたことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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感染免疫  ,  増養殖の技術  ,  免疫反応一般  ,  生体防御と免疫系一般 

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