文献

J-GLOBAL ID：201802228863700688   整理番号：18A0262741

Ems-Dollard河口域における堆積物懸濁液の相流モデル化【Powered by NICT】

Two-phase flow modelling of sediment suspension in the Ems/Dollard estuary

著者 (3件)： Xu Chunyang (College of Harbor Coastal and Offshore Engineering, Hohai University, Nanjing 210098, PR China) ,  Dong Ping (Zhejiang Univ, Ningbo Inst Technol, 1 Qianhu South Rd, Ningbo, Zhejiang, China) ,  Dong Ping (School of Engineering, University of Liverpool, Liverpool L69 3GH, United Kingdom)
資料名： Estuarine, Coastal and Shelf Science  (Estuarine, Coastal and Shelf Science)
巻： 191  ページ： 115-124  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0656A  ISSN： 0272-7714  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 泥懸濁液と堆積物輸送過程の理解と定量化有効利用のための大きな重要性と河口環境の持続可能な管理である。事象ベース予測モデルは,含まれる動力学を支配する重要な相互作用と機構を同定し,河口の長期形態動力学的変化を評価するために必須のパラメータ化を提供するために広く使用されている。本研究は,潮汐流により駆動される凝集堆積物再懸濁のための一次元垂直(1DV)レイノルズ平均2相モデルを開発した。時間依存凝集プロセスをより正確に捕捉するために,懸濁堆積物濃度(SSC)と泥フロックの沈降速度に経験的に関連する新しい抗力閉鎖はニ相モデルに組み込んだ。モデルを用いて,潮汐強制の二期間(6月と1996年8月)中のEms/ダラード河口における泥懸濁液をシミュレートするために適用した。層上の異なる高さでの底面せん断応力と堆積物濃度の数値予測は測定値と比較した。結果は,泥フロックの沈降速度を計算する際の凝集効果を含めることの重要性を確認し,フロック濃度の観点から沈降速度予測の感度を実証した。ニ相モデル化手法は,原理的に流体と堆積物相間の本質的な相互作用をより良く捉えることができるが,より簡潔な単一段階アプローチの実用的利点は,シミュレートしたデータの期間について確認できない,部分的に測定した全浮遊砂濃度はかなり低く,二相間の相互作用が弱いためと沈降速度とフロック濃度間の関係における不確実性という長所を持つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 相互作用 ,  フロック ,  数値予測 ,  沈降速度 ,  *堆積物 ,  予測モデル ,  *河口 ,  潮汐 ,  時間依存性 ,  剪断応力 ,  *懸濁液 ,  不確実性 ,  *モデリング ,  凝集
準シソーラス用語： 再懸濁 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 相流 ,  凝集堆積物 ,  凝集 ,  懸濁液 ,  モデリング

分類 (4件)： リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  堆積学一般  (DE05010J) ,  海岸工学  (RC13000X) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (6件)： EMS ,  河口域 ,  堆積物 ,  懸濁液 ,  相 ,  モデル化