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J-GLOBAL ID：201802228918731406   整理番号：18A0133640

真空熱分解バイオチャーの水蒸気活性化と穏やかな空気酸化【Powered by NICT】

Steam activation and mild air oxidation of vacuum pyrolysis biochar

著者 (2件)： Bardestani Raoof (Department of Chemical Engineering, Universite Laval, 1065 Avenue de la Medecine, Quebec, QC G1V 0A6, Canada) ,  Kaliaguine Serge (Department of Chemical Engineering, Universite Laval, 1065 Avenue de la Medecine, Quebec, QC G1V 0A6, Canada)
資料名： Biomass and Bioenergy  (Biomass and Bioenergy)
巻： 108  ページ： 101-112  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0467A  ISSN： 0961-9534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文の目的は,マツ(樹皮を除いたストローブマツの幹)を持つ(トウヒ及びモミ)の20%体積分率から成るバイオマス原料のための真空熱分解をPyrovac社を用いて,10%の水分質量分率により生産されたバイオチャーの水蒸気活性化と温和な空気酸化の研究であった。バイオチャーは53kPa,60分以上の水蒸気分圧下で900°Cで活性化された。蒸気活性化した試料は,60分間,100kPaの全圧力下で200°Cで空気の164cm~3分~ 1を供給した反応器を通る温和な酸化プロセスに供した。バイオチャーは,30または60分であった酸化時間を除いて,同じ条件下でこの温和な酸化プロセスに供した。試料を非局所密度汎関数理論(NLDFT),走査及び透過電子顕微鏡(SEM/EDXおよびTEM),Boehm滴定,Fourier変換赤外分光法(ATR FTIR),およびX線光電子分光法(XPS)による近成分析と元素分析,表面積のBrunauer-Emmett-Teller(BET)分析,および細孔径分布を含む技術を用いて分析した。BET表面積は蒸気活性化により50 1025m~2g~( 1)から増加したが,官能基の濃度は大きく減少した。穏和な空気酸化すると,バイオチャー中の官能基の濃度は,酸化されたバイオチャーから44~104.6μm~ 2増加した。複合元素分析及びXPSの結果は,軽度の空気酸化は,バイオチャーよりも酸化された官能基のより均一な空間分布を生じることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 表面積 ,  反応器 ,  元素分析 ,  体積率 ,  *空気酸化 ,  *空気 ,  X線光電子分光法 ,  バイオマス ,  透過型電子顕微鏡 ,  滴定 ,  樹皮 ,  細孔径分布
準シソーラス用語： 官能基 ,  BET表面積 ,  *バイオチャー , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： バイオチャー ,  蒸気活性化 ,  温和な空気酸化 ,  Boehm滴定 ,  減衰全反射Fourier変換赤外分光法(ATR FTIR) ,  X線光電子分光法(XPS)

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  木材化学  (FF05040V) ,  資源回収利用  (SC05060V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 真空熱分解 ,  バイオチャー ,  水蒸気 ,  活性化 ,  空気酸化