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J-GLOBAL ID:201802228919912834   整理番号:18A1684539

新規フッ素化トリアゾール誘導体はマクロファージ活性化を抑制し,Twist1依存性経路を介して実験的大腸炎を軽減する【JST・京大機械翻訳】

A novel fluorinated triazole derivative suppresses macrophage activation and alleviates experimental colitis via a Twist1-dependent pathway
著者 (13件):
資料名:
巻: 155  ページ: 275-287  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0128A  ISSN: 0006-2952  CODEN: BCPCA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高活性化マクロファージは,クローン病(CD)における粘膜炎症の開始と持続において重要な役割を果たす。増加する証拠は,塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックス(bHLH)レプレッサーTwist1が,マクロファージ活性化の必須要素である核因子-κB(NF-κB)の活性化とその後のTNF-αの産生を抑制できることを示唆する。このように,Twist1発現を増強し,マクロファージ活性化を阻害するための新しい治療戦略の開発は,CD治療に対し有益である可能性がある。本研究では,一連のトリフルオロエチルチアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール誘導体を用いて,それらの潜在的抗炎症活性および基礎となる機構を調べた。生物学的活性スクリーニングにおいて,化合物7#(チアゾロ[3,2-b][1,2,4]トリアゾール-5-メタンアミン,6-フェニル-α-(トリフルオロメチル)-,(αR)-,TT-TFMはマクロファージの活性化を抑制した。in vitroデータと一致して,TT-TFMは2,4,6-トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS),デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)誘導急性大腸炎およびIL-10ノックアウト(KO)慢性大腸炎に対して保護し,体重変化および結腸病理学的損傷により判定された。マイクロアレイ分析と遺伝子干渉実験に基づく機構研究は,TT-TFMがTwist1発現を増強し,続いてNF-κB/TNF-α経路を遮断することにより抗炎症効果を発揮することを示した。加えて,Twist1を標的とするshRNAをコードするレンチウイルスによる前処理はTNBS大腸炎におけるTT-TFMの治療効果を消失させることができた。最終的に,TT-TFMは,Twist1発現を促進することによってNF-κB活性化とTNF-αレベルを減少させることによって抗大腸炎活性を示した。したがって,TT-TFMはCD患者に対する治療戦略を提供する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の基礎医学 

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