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J-GLOBAL ID:201802228920060814   整理番号:18A0049621

栽培エンマーコムギと野生エンマーコムギの戻し交雑自殖系統を用いた顆果の形態と重量の評価

Evaluation of grain dimension and weight using backcross recombinant inbred lines between wild and domesticated emmer wheat
著者 (6件):
資料名:
号: 62  ページ: 31-36  発行年: 2017年11月25日 
JST資料番号: Y0116A  ISSN: 1882-885X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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エンマーコムギ(Triticum turgidum ssp.dicoccum)はコムギ属植物の中で最も初期に栽培化されたコムギのひとつであり,初期農耕の起源と伝播において重要な役割を果たした。本研究では,重要な栽培化関連形質の1つである顆果の重量と顆果の形態の関係を明らかにするため,栽培エンマーコムギと野生エンマーコムギのF1に由来する92系統の戻し交雑自殖系統(BC2F12,BC2F13)を用いて顆果の粒重,幅,長さ,高さを2カ年にわたって調査した。その結果,戻し交雑自殖系統において顆果の長さ,幅,高さはいずれも粒重と強い正の相関を示し,なかでも顆果の幅が粒重との間で強い相関を示した(r=0.822)。これらの結果から,栽培化の過程で顆果の幅が選抜されたことが粒重の増加の一因になったのではないかと考えられる。また,顆果の丸さを表す指標としてこれらの形質の間の比と粒重との関係を解析したところ,(顆果の長さ)/(幅)と粒重の間に強い負の相関がみられ,栽培化の初期においてもより丸い顆果が有利な形質であった可能性を示唆した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  麦 

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