抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;急性一酸化炭素中毒(ACMP)患者の血清トロポニンI(cTnI)、乳酸(Lac)、クレアチンキナーゼ(CK)、クレアチンキナーゼ(CK-MB)、乳酸脱水素酵素(LDH)、C反応性蛋白(CRP)、ニューロン特異性エノラーゼ(NSE)レベル及び磁気共鳴画像上の損傷脳組織の平均見かけ拡散係数(ADC)と一酸化炭素中毒遅発性脳症(DEACMP)の発病との関係を探求する。【方法】2014年11月2016年1月に,ACMP患者56名を,遡及的に分析した。年齢、性別、昏睡程度などのベースラインデータを収集し、発病24h以内に完成した血清のヘモグロビン(COHb)、Lac、cTnI、CK、CK-MB、LDH、NSE、白血球計数、CRPデータ、及び入院48h以内の脳の1.5T核磁気共鳴画像上の両側大脳蒼球、脳室周囲及び半軟円中心の平均ADC値、発病60d後にDEACMPが終了したかどうかを終点とした。発症60日後に、DEACMPが遅発性脳症群と非遅発性脳症群に分けるかどうか、2群のCOHb、Lac、cTnI、CK、CK-MB、LDH、NSE、白血球数、CRPと両側大脳蒼球、脳室周囲及び半軟円中心の平均ADC値に統計学的有意差があるかどうかを比較した。ロジスティック回帰分析を,異なる結果に対して行った。結果;DEACMP群の昏睡の発生率(15例,75.00%)は,非DEACMP群(12例)より有意に高かった。DEACMP群のLac,CK,CK-MB,LDH,CRP,およびNSEは,非DEACMP群に比して有意に高かったが(P<0.05P<0.01),COHb,cTnI,および白血球数は,非DEACMP群に比して有意に高かったが(P>0.05),側脳室周囲白質および半軟円中心領域のADC値は,2群間で有意差を示さなかった(P>0.05)。昏睡程度、中毒時間、NSE、CK、CRPとLDHはDEACMP発症の独立危険因子であった(P<0.05P<0.01)。ACMP患者の血清Lac、CK、CK-MB、LDH、CRPとNSEレベルはDEACMPと関係があり、それはDEACMの診断と予後評価に重要な意味がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】