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J-GLOBAL ID:201802228963935898   整理番号:18A1875831

てんかんの中国人小児患者におけるバルプロ酸誘発高アンモニア血症の危険因子【JST・京大機械翻訳】

Risk Factors for Valproic Acid-induced Hyperammonaemia in Chinese Paediatric Patients with Epilepsy
著者 (4件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 628-634  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0551A  ISSN: 1742-7835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,てんかんを有する中国人小児患者におけるバルプロ酸(VPA)誘発性高アンモニア血症に対する遺伝的および非遺伝的リスク因子を同定することを目的とした。単独療法としてVPAで治療した合計210名のてんかん患者を登録し,それらの血中アンモニア濃度(カットオフ値50μmol/L)に従って高アンモニア血症と対照群に分類した。VPAとその主要代謝産物の血清中濃度を,超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析によって同時に測定した。候補遺伝子,CYP2C9,CYP2A6,CYP2B6およびCPS1における6つの単一ヌクレオチド多型を,マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析法または入れ子PCRにより分析した。高アンモニア血症患者と対照群の間で,年齢,アスパラギン酸トランスアミナーゼ濃度,および肝障害の発生率に有意差が観察された。CYP2C9*3,CYP2A6*4およびCPS14217C>A対立遺伝子変異体の遺伝子型分布も,2群間で有意に異なった。多重回帰分析によると,年齢と血中アンモニア濃度の間に有意な負の相関が検出されたが,肝臓障害,VPAと2-プロピル-4-ペンテン酸(4-エンVPAの濃度-用量比(CDR),CYP2A6*4またはCPS14217C>Aの存在は血中アンモニア濃度と正の相関を示した。さらに,ロジスティック回帰分析によって同定された高アンモニア血症の危険因子は以下の通りであった。より若い年齢(オッズ比[OR]=0.85;95%信頼区間[CI]=0.76),肝障害の発生(OR=4.60;95%CI=1.27~10.19;p=0.027),CYP2A6*4(OR=3.23;95%CI=1.40~7.48;p=0.006),CYP2A6*4(OR=3.25;95%CI=1.52~6.94;p=0.002)。著者らの知見は,同定された複数の遺伝的および非遺伝的リスク因子が,てんかんを有する中国人小児患者におけるVPA誘発性高アンモニア血症の発生を予測するために使用できることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗てんかん薬・抗けいれん薬の臨床への応用  ,  神経系疾患の薬物療法 
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