文献
J-GLOBAL ID:201802229106221823   整理番号:18A1121643

苦汁を添加した養液によるトマト低段栽培での収量と品質

Yield and Quality of Tomato (Solanum lycopersicum L.) Cultured in Bittern-Supplemented Hydroponic Solution
著者 (13件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 73-79  発行年: 2018年06月15日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トマト養液栽培において養液の電気伝導度(EC)を上昇させることにより,果実糖度の上昇を効率的に行うことができる。海水由来の苦汁と粗塩(NaCl)がEC上昇や果実収量ならびにトマトの品質改善に及ぼす効果を一段ならびに二段栽培で比較した。苦汁は製塩過程で生じる副産物であり利用が簡単で安価に入手することができる。特に苦汁は液体で流通されるため,溶解作業が必要な塩による高EC処理より便利である。春まき夏どり栽培と夏まき秋どり栽培が1回ずつ行われた。第1花房の最も大きい果実が直径4cmに肥大したときに高EC処理(苦汁または粗塩)を開始した。2回の実験とも,苦汁処理の収量ならびに品質は粗塩処理と同等であった。養液への苦汁の添加後,養液のECは粗塩処理よりも速やかに上昇した。この原因は不明であるが,両者のイオン組成の違いに起因する可能性が考えられた。トマトの生育に対して特に差異は見受けられなかった。以上のことからトマト低段栽培における高糖度化を目的とした苦汁の添加は,実用的,効果的に利用しうると考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  野菜  ,  野菜とその加工品 
引用文献 (15件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る