文献

J-GLOBAL ID：201802229128755091   整理番号：18A0611805

昆虫における忌避剤DEETの作用の異常なモードはいくつかのヒト副作用を強調する【Powered by NICT】

Unusual modes of action of the repellent DEET in insects highlight some human side effects

著者 (5件)： Legeay Samuel (MINT, UNIV Angers, INSERM, CNRS, Universite Bretagne Loire, IBS-CHU, 4 Rue Larrey, F-49933 Angers, France) ,  Clere Nicolas (MINT, UNIV Angers, INSERM, CNRS, Universite Bretagne Loire, IBS-CHU, 4 Rue Larrey, F-49933 Angers, France) ,  Apaire-Marchais Veronique (Universite Bretagne Loire - Univ. Angers - Laboratoire SiFCIR UPRES-EA 2647, USC INRA 1330, Angers, France) ,  Faure Sebastien (MINT, UNIV Angers, INSERM, CNRS, Universite Bretagne Loire, IBS-CHU, 4 Rue Larrey, F-49933 Angers, France) ,  Lapied Bruno (Universite Bretagne Loire - Univ. Angers - Laboratoire SiFCIR UPRES-EA 2647, USC INRA 1330, Angers, France)
資料名： European Journal of Pharmacology  (European Journal of Pharmacology)
巻： 825  ページ： 92-98  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0841A  ISSN： 0014-2999  CODEN： EJPHAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N,N ジエチル m トルアミド(DEET)は感覚神経系に作用することにより昆虫に対する撥好ましいを誘導する。新たな文献の報告によると,ヒトにおけるDEET副作用はコリン作動系,アセチルコリンエステラーゼ(AChE),ムスカリンM1およびM3受容体と第二メッセンジャー一酸化窒素の関与(NO)を含む新しい分子標的を含んでいる。DEETにより標的化されたこれらの分子事象の大部分は以前に昆虫で特性づけした,古典的な忌避性に比べてわずかと考えられてきた。昆虫におけるこれらの異常な作用にもかかわらず,ヒトにおける影響に関する合意されていない。これらのデータに基づいて,本レビューはヒトにおける副作用と昆虫におけるDEETの異常な性質を同定することにより,哺乳類,哺乳類で有害な影響と相関するように見えるより大きく新規洞察を提供した。これらのデータは,毒性から非標的生物を保護するために観測された毒性学的影響をより良く理解するために非常に有用である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 毒物学 ,  M3受容体 ,  副交感神経 ,  *ヒト ,  *昆虫類 ,  アセチルコリンエステラーゼ ,  一酸化窒素 ,  哺乳類 ,  *忌避剤 ,  感覚器 ,  毒性 ,  ターゲティング ,  酸素複素環化合物 ,  第四アンモニウム ,  側鎖アミンアルカロイド ,  アミノアルコール
準シソーラス用語： 非標的生物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 忌避剤 ,  昆虫 ,  コリン作動性システム ,  哺乳類 ,  副作用

分類 (3件)： 向精神薬の基礎研究  (GW03100Y) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J)

物質索引 (2件)： ムスカリン ,  DEET

タイトルに関連する用語 (5件)： 昆虫 ,  忌避剤 ,  DEET ,  ヒト ,  副作用