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J-GLOBAL ID:201802229169608119   整理番号:18A0289373

マウス鼻炎モデルにおけるTAT融合組換アレルゲンによる増強された舌下免疫療法【Powered by NICT】

Enhanced sublingual immunotherapy by TAT-fused recombinant allergen in a murine rhinitis model
著者 (7件):
資料名:
巻: 48  ページ: 118-125  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アレルゲン特異的舌下免疫療法(SLIT)は,アレルギー脱感作を誘導する効果的なおよび非侵襲的方法として知られている。本研究の目的は,TAT融合組換アレルゲンはSLIT有効性を増強できるか否かを調査することであった。Chenopodium album(アカザ属)花粉の主要アレルゲン(Che3)に感作されたBALB/cマウスはrChe3(100/用量)またはrTAT Che3(100μg/用量),週二回八週間のいずれかで舌下処理した。rTAT Che3とSLITはrChe3;より有意に大きかったアレルゲン特異的IgG2aをもたらした。が,どちらのrTAT Che3もrChe3はアレルゲン特異的IgEまたはIgG1抗体レベルに影響を及ぼした。さらに,rTAT Che3マウス由来の再刺激脾細胞におけるインターロイキン4(IL 4)レベルはrChe3マウスのそれより有意に低く,インターフェロン-γ(IFN γ)であったrTAT Che3マウスよりrChe3マウスで有意に大きかった。rTAT Che3の舌下投与はrChe3の投与よりも再刺激脾細胞で有意に大きかったTGF-β分泌を誘導した。rTAT Che3とSLITはrChe3マウスよりひ臓細胞におけるTGFβとホキスプ3 スペシフ酸m RNAの有意に高い発現をもたらした。著者らの知見は,TAT融合rChe3は全身的な調節性T細胞(T_reg)仲介免疫応答の選択的増強を介してアレルギー性応答を抑制し,舌下ランゲルハンス様樹状細胞によるアレルゲン捕獲と提示を促進することにより可能性があることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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免疫反応一般  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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