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J-GLOBAL ID:201802229184347408   整理番号:18A0259860

遺伝子組換えヒツジ過剰発現するToll様受容体4の成長能力,生殖形質と子孫の生存性【Powered by NICT】

Growth performance, reproductive traits and offspring survivability of genetically modified rams overexpressing toll-like receptor 4
著者 (15件):
資料名:
巻: 96  ページ: 103-110  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝的修飾は動物の耐病性を増強する手段を提供する。TLRファミリーのメンバーであるToll様受容体4(TLR4)は,宿主免疫細胞によるグラム陰性菌からのリポ多糖類(LPS)/エンドトキシンの認識,細胞活性化を開始し,続いて侵入病原体に対する炎症性応答を誘発するために重要である。本研究では,遺伝子組換え(GM)ヒツジを過剰発現するTLR4の第一世代は,より良い疾病耐性のためにマイクロインジェクションによって作製した。野生型(WT)雄ヒツジと比較して,GM雄ヒツジは同様の成長性能,基本精液品質と精子超微細構造を有した。頚部人工授精後の子孫の出生率は,GM(90.32%)とWT(92.38%)雄ヒツジ間でも類似していた。全体として,ゲノムにおけるTLR4導入遺伝子の存在と発現は,子孫に垂直な精液生産,繁殖形質およびトランス遺伝子伝達の能力を妨害するようには見えなかった。GMヒツジからの単球/マクロファージにおけるTLR4,腫瘍壊死因子およびインターフェロンγ遺伝子の発現レベルは,LPS刺激後の初期段階でWTヒツジからのそれよりも有意に高かった。創始者トランスジェニックラム受精した雌ヒツジから生まれたGM子を離乳時にWT子孫(88.89% vs 84.86%)と同様の生存率を示した。TLR4導入遺伝子は,GM雄ヒツジの成長能力,生殖形質と子孫の生存性に有害な影響を示さなかった。それゆえに,TLR4過剰発現GMヒツジは感染と炎症の間のin vivoでのTLR4の機能を解析するための強力な実験モデルを提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  細胞膜の受容体 

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