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J-GLOBAL ID:201802229186425481   整理番号:18A1589805

TNF-αとIFN-γで処理したイヌ間葉系幹細胞はCOX-2/PGE2経路を介して抗炎症効果を増強する【JST・京大機械翻訳】

Canine mesenchymal stem cells treated with TNF-α and IFN-γ enhance anti-inflammatory effects through the COX-2/PGE2 pathway
著者 (8件):
資料名:
巻: 119  ページ: 19-26  発行年: 2018年 
JST資料番号: W1679A  ISSN: 0034-5288  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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間葉系幹細胞(MSCs)は様々な疾患の治療に関する研究に使用されており,免疫媒介疾患への応用は注目されている。ヒトMSCsの免疫調節効果を増強するための種々の方法が用いられている。しかしながら,イヌMSCsに対する類似のアプローチは比較的研究されていない。従って,TNF-αとIFN-γで処理したイヌMSCsにおける免疫調節効果と機構を評価した。リポ多糖類(LPS)刺激RAW264.7細胞を,48時間,イヌMSCsから条件培地(CM)とインキュベートした。RNAの発現を定量的逆転写PCR(qRT-PCR)により評価し,蛋白質レベルをウエスタンブロットにより評価した。誘導性一酸化窒素シンターゼ(iNOS),IL-6およびIL-1βの発現は,LPS刺激RAW264.7細胞単独と比較して,イヌMSCsからCMとインキュベートしたLPS刺激RAW264.7細胞で有意に減少した(一方向ANOVA)。さらに,TNF-αおよびIFN-γプライム化イヌMSCsの抗炎症効果は,ナイーブなイヌMSCsのそれらと比較して有意に増加した。シクロオキシゲナーゼ2(COX-2)とプロスタグランジンE_2(PGE_2)の発現は,同様にプライミングしたイヌMSCsにおいて有意に増加した。プライミングしたイヌMSCsからCMとインキュベートしたLPS刺激RAW264.7細胞におけるiNOS蛋白質のレベルは減少したが,細胞をNS-398(PGE2阻害剤)で処理すると増加した。結論として,ナイーブなイヌMSCsと比較して,TNF-αとIFN-γでプライム化された細胞は,LPS刺激RAW264.7細胞からの抗炎症性サイトカインの放出のより大きな減少を引き起こす;この機構はCOX-2/PGE2経路のアップレギュレーションである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  遺伝子発現 

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