文献

J-GLOBAL ID：201802229234138539   整理番号：18A0968792

δ-AlOOHにおける水素結合対称化の第一原理研究【JST・京大機械翻訳】

First principles study of hydrogen bond symmetrization in δ-AlOOH

著者 (5件)： Pillai Sharad Babu (Department of Physics, Faculty of Science, The Maharaja Sayajirao University of Baroda, Vadodara, Gujarat 390002, India) ,  Jha Prafulla K. (Department of Physics, Faculty of Science, The Maharaja Sayajirao University of Baroda, Vadodara, Gujarat 390002, India) ,  Padmalal Akash (Department of Geology, Faculty of Science, The Maharaja Sayajirao University of Baroda, Vadodara, Gujarat 390002, India) ,  Maurya D. M. (Department of Geology, Faculty of Science, The Maharaja Sayajirao University of Baroda, Vadodara, Gujarat 390002, India) ,  Chamyal L. S. (Department of Geology, Faculty of Science, The Maharaja Sayajirao University of Baroda, Vadodara, Gujarat 390002, India)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 123  号： 11  ページ： 115901-115901-10  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 含水鉱物δ-Al00Hの高圧挙動を多くの実験的および理論的研究によって研究したが,水素対称化圧力の値を予測することにおける矛盾は解決されなかった。ここでは,第一原理計算を用いてδ-Al00Hの高圧挙動を研究し,圧力ルーチン制御を用いた適切な最適化により,局所密度近似(LDA)が水素対称化圧力を15GPaと予測することを見出した。これは実験予測値と良く一致し,水素対称化圧力の予測におけるLDAの妥当性を証明した。さらに,低圧でのδ-Al00Hの圧縮挙動を研究し,実験的研究[Kuribayashiら,Vol.41,303-312(2014)]によって示されたδ-Al00HのP2_1nmからPnnmへの遷移を確認した。δ-Al00Hの弾性定数,弾性係数,音速およびRamanスペクトルの圧力依存性を解析し,水素対称化圧力における水素原子の位置の微妙な変化が弾性および振動特性の劇的な変化をもたらすことを見出した。さらに,本研究を用いて,インドのDecan火山省の下の上部マントルとインド洋の東部山腹のJava沈み込み帯の下の上部マントルで観測された地震異常を議論した。(翻訳著者抄録)【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Ramanスペクトル ,  含水鉱物 ,  最適化 ,  *対称性 ,  *水素結合 ,  弾性 ,  高圧 ,  上部マントル ,  弾性係数 ,  *第一原理 ,  圧力効果 ,  インド ,  音速
準シソーラス用語： 局所密度近似 ,  第一原理計算 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 固体の機械的性質一般  (BL01021C) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水素結合 ,  対称 ,  第一原理 ,  研究