抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】肘関節恐怖症の治療効果と予後に及ぼす2つのアプローチの効果を比較する。【方法】2013年3月2016年7月に,内側と外側の連合アプローチ(A群,n=18)または後側アプローチ(B群,n=15)で治療した肘関節恐怖症の33症例の臨床データを,遡及的に分析した。2群患者の肘関節の癒合時間及び術後合併症の発生状況の差異を比較し、術後1年の関節機能評価(Mayo肘関節機能評価表)の結果及び手術前後の関節活動度の測定結果の変化状況を記録した。結果:B群の肘関節の癒合時間はA群[(16.1±2.1)週対(18.2±3.2)週、P<0.05]より短く、2群のMayo評価の優良率に統計学的有意差はなかった(P>0.05)。肘関節の屈曲の可動域は,120.1±21.5°対(78.0±15.8)°であった。(124.5±28.9)°対(78.3±14.6)°と前腕回転活動度[(103.5±14.2)°対(60.2±13.1)°。(105.6±10.3)°対(58.9±14.2)°)は術前より著明に高かったが(P<0.05)、術後のグループ間に統計学的有意差はなかった(P>0.05)が、Aグループの術後合併症の発生率はBグループより明らかに低かった(16.7%対53.3%)。【結語】2つの手術方法は,肘関節の恐怖三徴症の治療効果と予後に有益であった。内外側連合入路術患者の術後病状回復速度は遅いが、合併症の発生リスクは低い。後方入路術患者の術後病状回復速度は速いが、術後合併症のリスクが高い。2種類の手術方式による肘関節恐怖三徴症の治療は各メリットがあり、患者の病状と病歴に従って適切な入路方式を選択するべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】