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J-GLOBAL ID：201802229344014240   整理番号：18A1984419

二酸化炭素の環境問題と利用 光合成二酸化炭素固定酵素RuBisCO

著者 (1件)： 蘆田弘樹 (神戸大 大学院人間発達環境学研究科)
資料名： Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan  (Journal of the Society of Inorganic Materials, Japan)
巻： 25  号： 397  ページ： 406-411  発行年： 2018年11月01日 
JST資料番号： F0275A  ISSN： 1345-3769  CODEN： JSIJFR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・植物,藻類,光合成細菌などの光合成では,無機物質のCO₂を有機化するため,CO₂固定代謝経路であるカルビンサイクルが利用されており,この回路においてRuBisCO(リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ)がCO₂入口として機能。
・本稿では,RuBisCOの酵素特性,多様な機能進化,RuBisCOと光合成の関連性,分子進化に着目したRuBisCOのその応用について解説。
・RuBisCOのカルボキシラーゼ,オキシゲナーゼ反応,植物葉における光合成CO₂固定速度シミュレーション,光合成生物RuBisCOにおけるS_rel(relative specificity)などを紹介。

シソーラス用語： 地球温暖化 ,  *二酸化炭素固定化 ,  *光合成 ,  環境保全 ,  代謝経路 ,  炭酸同化 ,  リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ ,  固定化酵素 ,  分子進化 ,  C-Cリガーゼ ,  単供与体オキシゲナーゼ ,  反応速度
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出量削減 ,  Calvinサイクル ,  *Rubisco ,  カルボキシラーゼ ,  オキシゲナーゼ

分類 (2件)： 光合成  (EB10020I) ,  排ガス処理法  (SC04020W)

引用文献 (22件)：

• W. Martin, R. Scheibe, C. Schnarrenberger, Photosynthesis, 9-51, (2000).
• H. Mauser, W. A. King, J. E. Gready, T. J. Andrews, J. Am. Chem. Soc., 123, 10821-10829 (2001).
• C. H. Foyer, A. J. Bloom, G. Queval, G. Noctor, Annu. Rev. Plant Biol., 60, 455-484 (2009).
• T. J. Andrews, G. H. Lorimer, The Biochemistry of Plants, 131-218 (1987).
• G. S. Hudson, J. R. Evans, S. von Caemmerer, Y. B. C. Arvidsson, T. J. Andrews, Plant Physiol, 98, 294-302 (1992).

タイトルに関連する用語 (6件)： 二酸化炭素 ,  環境問題 ,  光合成 ,  酸化炭素 ,  固定酵素 ,  Rubisco