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J-GLOBAL ID:201802229353535750   整理番号:18A0345888

形質転換成長因子β受容体分解の誘導を介して肺癌細胞増殖および遊走の抑制に対するAntrodia cinnamomea硫酸化多糖の分子機構【Powered by NICT】

Molecular mechanism of Antrodia cinnamomea sulfated polysaccharide on the suppression of lung cancer cell growth and migration via induction of transforming growth factor β receptor degradation
著者 (9件):
資料名:
巻: 95  ページ: 1144-1152  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食用キノコAntrodia cinnamomea(SPS)の硫酸化多糖類は新しい免疫調節剤として同定されている。一連のin vitro試験を行ってSPSの抗癌効果を検討した。SPSは細胞周期停止の誘導とカスパーゼ3およびPARPの活性化を介してA549およびLLC1肺癌細胞の増殖を阻害することを見出した。これとは対照的に,著者らは,A.cinnamomea(NSPS)の非硫酸化多糖類は肺癌細胞の生存性を阻害しないことを見出した。NSPSは細胞周期分布の変化を誘導するか,または,A549およびLLC1細胞の両方でアポトーシス関連分子を活性化しなかった。形質転換成長因子β(TGFβ)とTGFβ受容体(TGFRs)の高発現は肺腫瘍形成と相関していた。SPSはTGFβに誘発された細胞内シグナル伝達事象,Smad2/3,FAK,Akt,及び細胞移動のリン酸化を抑制した。対照的に,非硫酸化多糖類(NSPS)はA549およびLLC1細胞の両方で類似の生物学的機能を示さなかった。機構的に,著者らは,SPSはプロテアソーム依存性分解経路の誘導を介してTGFR蛋白質レベルを低下させる効果的に実証した。著者らの研究は,TGFR分解の誘導とカスパーゼ3およびPARPの活性化,肺癌細胞の生存性と移動を抑制するにつながるにおけるSPSの重要な役割を初めて同定した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般  ,  サイトカイン 

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