文献
J-GLOBAL ID:201802229549657749   整理番号:18A0180303

産業用エレクトロスラグ再溶融プロセス中のG20CrNi2Mo軸受鋼におけるアルミニウムと酸素変動の動力学的解析

Kinetic Analysis of Aluminum and Oxygen Variation of G20CrNi2Mo Bearing Steel during Industrial Electroslag Remelting Process
著者 (6件):
資料名:
巻: 57  号: 12  ページ: 2148-2156(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
産業エレクトロスラグ再溶解(ESR)プロセス中のAl酸化と酸素増加のメカニズムを解明するために,スラグ金属反応の動態を調べた。G20CrNi2Mo軸受鋼を消耗電極として利用し,2400kgの工業用ESR炉を用いて再溶融した。スラグ中のFeO含有量が0.20から0.45(wt%)に増加すると,酸素含有量は電極中で12から16(ppm)に,インゴット中で21ppmに増加し,一方,Alは電極中で0.040から0.031(wt%),インゴット中で0.019wt%に減少した。浸透理論とフィルム理論に基づいて,動態モデルを開発した。このモデルは,電極中のAlが金属膜で主としてFeOによって酸化されることを示した。可溶性酸素の増加は主に液滴の形成と落下の際に起こった。可溶性酸素の含有量は,全酸素の約50%を占めた。Al酸化の律速段階は,金属側のAlの物質移動であるが,酸素の増加はスラグ側のFeOの物質移動にあった。FeO含有量が0.20から0.45(wt%)に増加するに伴い,FeOの物質移動抵抗は明らかに減少し,従って,Al酸化と全酸素の増加をもたらした。精錬インゴットの清浄度を向上させるためには,電極内にあるAl含有量を向上させるのではなく,スラグ溜めの酸素ポテンシャルを最小限に抑えるか,液滴形成時間やスラグプール温度をある程度,低下させる方が効果的であった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
製鋼 
引用文献 (18件):
もっと見る

前のページに戻る