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J-GLOBAL ID:201802229569011916   整理番号:18A2079023

カルベジロールは肝星細胞においてオートファジーを抑制しアポトーシスを促進することにより肝線維症を軽減する【JST・京大機械翻訳】

Carvedilol attenuates liver fibrosis by suppressing autophagy and promoting apoptosis in hepatic stellate cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  ページ: 1617-1627  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルベジロールは,肝線維症の治療のための有望な薬剤として同定されている。一方,オートファジーとアポトーシスは,肝線維症の進行に寄与することができる肝星状細胞(HSC)の活性化において重要な役割を果たすことが報告されている。しかしながら,HSCにおけるオートファジーとアポトーシスに及ぼすカルベジロールの影響は不明のままである。この研究は,これらの効果を検出し,カルベジロールがHSC自食作用とアポトーシスを仲介する基礎となる機構を同定することを目的とした。この目的のために,LX-2細胞系を本研究で使用し,細胞を特定の時間にわたって種々の濃度のカルベジロールに曝露した。最初に,カルベジロールは,LX-2細胞において自食性マーカーレベル,GFP-LC3を含む斑点の数およびLC3B-IIレベルを増加させることを見出した。興味あることに,クロロキン(CQ)の添加はGFP-LC3 puncta及びLC3B-IIレベルに及ぼす影響を増強することができず,カルベジロール処理はp62蛋白質レベルの有意な増加をもたらした。さらに,カルベジロール処理は,CQ処理後の結果と同様に,GFP-RFP-LC3-LX-2細胞においてのみ黄色ドットの蓄積をもたらし,カルベジロールが自食性フラックスを阻害することを示した。次に,カルベジロールはリソソームpHを増加させることにより自食性フラックスを阻害し,リソソームとオートファゴソームの融合を損なうことによっては阻害しないことを見出した。さらに,カルベジロールは,フローサイトメトリーにより観察されたように,LX-2細胞の生存性を実質的に低下させ,細胞アポトーシスを顕著に誘導した。加えて,切断されたカスパーゼ-3の増加したレベル,切断されたカスパーゼ-8と切断されたPARP,増加したBax活性と減少したBcl-2発現は,LX-2細胞で検出された。最後に,カルベジロール処理はオートファジーを阻害し,その後in vitroでアポトーシスを誘導した。結論として,カルベジロールはHSCにおけるオートファジーを抑制し,アポトーシスを促進し,オートファジーの後期阻害はアポトーシスの誘導に先行した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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