文献

J-GLOBAL ID：201802229780201632   整理番号：18A0139800

大脳皮質の発生:外側から内側への展望【Powered by NICT】

Cerebral cortex development: an outside-in perspective

著者 (3件)： Agirman Gulistan (GIGA-Neurosciences, Interdisciplinary Cluster for Applied Genoproteomics (GIGA-R), Liege, Belgium) ,  Broix Loiec (GIGA-Neurosciences, Interdisciplinary Cluster for Applied Genoproteomics (GIGA-R), Liege, Belgium) ,  Nguyen Laurent (GIGA-Neurosciences, Interdisciplinary Cluster for Applied Genoproteomics (GIGA-R), Liege, Belgium)
資料名： FEBS Letters  (FEBS Letters)
巻： 591  号： 24  ページ： 3978-3992  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0575A  ISSN： 0014-5793  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大脳皮質は六層内の分布と地域的に高度に特殊化した領域に組織化されたニューロンの異なるクラスを含む複雑な構造である。前脳前駆細胞は介在ニューロンと投射ニューロンの異なる波を増殖し,生成としての皮質層化はインサイドアウト手法の中で胚発生の間に生じる。放射状グリア細胞(RGC)は神経上皮細胞由来であり,創始皮質前駆細胞である。皮質形成の開始では,RGCは増殖分裂によるプールを拡大する。皮質形成が進行すると,それらは徐々に分化分裂を経て直接(直接神経形成)またはニューロンの対(間接的神経発生)を生成する分割さらに中間前駆細胞の産生を介して間接的にニューロンを発生させる。RGCの運命は全ての皮質形成プロセスの間に制御され,外部信号の時間スケールの知覚と内因性因子の発現に依存する。本レビューは背側神経発生と脳皮質パターン形成の調節に及ぼす神経前駆細胞の近傍から生じる生理的細胞外合図の役割に焦点を当てた。さらに,病原性ウイルス因子はRGC挙動に影響し,脳皮質発達を破壊するかを考察した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *大脳皮質 ,  分化 ,  成層 ,  パターン形成 ,  グリア細胞 ,  *皮質 ,  病原性 ,  胚発生 ,  ニューロン
準シソーラス用語： 神経前駆細胞 ,  神経発生 ,  神経上皮細胞 ,  投射ニューロン ,  介在ニューロン ,  前駆細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 大脳皮質 ,  環境手がかり ,  神経前駆細胞 ,  神経発生

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大脳皮質 ,  内側 ,  展望