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J-GLOBAL ID:201802229837143267   整理番号:18A0785603

小細胞肺癌細胞株Lu-165におけるフェニトインによる異所性アルギニンバソプレシン産生の阻害【JST・京大機械翻訳】

Inhibition of Ectopic Arginine Vasopressin Production by Phenytoin in the Small Cell Lung Cancer Cell Line Lu-165
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 94  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7068A  ISSN: 1664-2392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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電位依存性ナトリウムチャンネル(Na_Vチャンネル)拮抗剤であるフェニトインは,単離ラット神経下垂体からのアルギニン・バソプレシン(AVP)放出を報告する。これまで,フェニトインが異所性AVP産生神経内分泌腫瘍に直接作用するかどうかは不明である。著者らは,ヒト小細胞肺癌細胞株Lu-165におけるコペプチンの放出,プロAVPのC末端フラグメント,およびAVP遺伝子の発現に及ぼすフェニトインの影響を研究した。細胞を10%ウシ胎児血清を用いてRPMI1640培地に維持し,第5継代で用いた。コペプチンを新しいサンドイッチ免疫アッセイを用いて検出し,AVP mRNAレベルをリアルタイム逆転写ポリメラーゼ連鎖反応を用いて測定した。25μg/mLの濃度のフェニトインによる処理は,5または10μg/mLではなく,48時間の培地におけるコペプチンレベルに対する阻害効果を有した。同じ濃度で,Lu-165細胞におけるAVP mRNAレベルも減少した。20mEq/Lでナトリウムを添加したナトリウムチャレンジは培地中のコペプチンレベルを増加させたが,10および20mEq/Lでナトリウムを添加したナトリウムチャレンジはAVP mRNAレベルに影響を及ぼさなかった。25μg/mLの濃度でのフェニトインは,10および20mEq/Lの添加ナトリウムによるナトリウムチャレンジ下で,培地中のコペプチン濃度を抑制した。25μg/mLの濃度でのフェニトインは,10mEq/Lでの添加ナトリウムによるナトリウムチャレンジ下で,Lu-165細胞におけるAVP mRNAレベルを減少させたが,20mEq/Lでは減少させなかった。5つの試験したNa_Vチャンネルサブユニットの中で,Na_V1.3はLu-165細胞で高度に発現した。しかしながら,フェニトインは10および20mEq/Lでナトリウムを添加したナトリウムチャレンジ下でNa_V1.3mRNAレベルを有意に低下させた。これらの結果は,Lu-165細胞が,AVP放出とその遺伝子発現を制御するために,フェニトインとナトリウムに敏感であることを示唆する。フェニトインは異所性AVP産生腫瘍に直接作用し,AVP産生神経内分泌腫瘍におけるNa_Vチャンネルの重要性を示唆した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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