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J-GLOBAL ID:201802229839187725   整理番号:18A1892015

意味構造分析を用いた統合失調症患者の顔映像に対する医療従事者の病状評価構造の形式化

Formalization of Medical Experts’ Knowledge on Schizophrenia Symptom Evaluation Based on Facial Information using Semantic Structure Analysis
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 381-393(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0400A  ISSN: 1884-5258  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,患者の顔情報を利用する統合失調症症状評価の専門家の専門知識を抽出し,形式化することを試みた。著者らの実験では,8人の医療専門家が,疾患進行の状態を表す評価尺度を用いて16人の患者の顔を描写した147のビデオを評価するように求められた。実験の結果は,最も重症状態の患者に関して,異なるクラスターがこれらの顔の特徴の異なるパターンによって特徴付けられることを示した。結果はまた,患者の病状が,これらの特徴,すなわち,下向きの頭および目,緩い口,および堅い表情の間でいくつかの変数の連続した蓄積で悪化することを示した。これらは,顔面筋肉の制御が統合失調症の症状評価に関連していることを示唆した。これは,患者の6つの顔の特徴の組み合わせを用いて統合失調症症状評価のための自動システムを構築する可能性を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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人間機械系  ,  人工知能 
引用文献 (16件):
  • [1] 厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健社会統計課保健統計室:平成26年患者調査の概況,2015.
  • [2] 松岡洋夫,佐藤光源 他訳,佐藤光源,樋口輝彦,井上新平 監訳:統合失調症(第2版),米国精神医学会治療ガイドライン コンペンディアム,医学書院,2006.
  • [3] American Psychiatric Association,日本精神神経学会 監修:DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル,医学書院,2014.
  • [4] 福田正人,三國雅彦:近赤外線スペクトロコピィNIRSによる統合失調症と感情障害の補助診断,医学書院,2007.
  • [5] K. Miura, R. Hashimoto, M. Fujimoto, H. Yamamori, Y. Yasuda, K. Ohi, S. Umeda-Yano, M. Fukunaga, M. Iwase, M. Takeda: An integrated eye movement score as a neurophysiological marker of schizophrenia, Schizophrenia Research, 160, pp.228-229, 2014.
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