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J-GLOBAL ID:201802229841652799   整理番号:18A0715333

抗生物質の有無における大腸菌と黄色ブドウ球菌の多剤耐性分離株の膜流動性の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of membrane fluidity of multidrug-resistant isolates of Escherichia coli and Staphylococcus aureus in presence and absence of antibiotics
著者 (3件):
資料名:
巻: 181  ページ: 150-156  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0049A  ISSN: 1011-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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抗微生物薬耐性の重大な問題と多剤耐性(MDR)細菌の世界的な普及の面で,それは遺伝子的にも表現型のような細菌を深く研究することに関連している。細菌は,それらの細胞質膜の生物物理学的性質を修飾する能力を有することがよく知られている。本研究の目的は,抗生物質(セフタジジムまたはシプロフロキサシン)の存在下および非存在下における大腸菌および黄色ぶどう球菌の多剤耐性(MDR)分離株間の膜流動性を評価し比較することであった。膜流動性を,1,6-ジフェニル-1,3,5-ヘキサトリエン(DPH)の異方性およびラウルダン(6-ドデカノイル-2-ジメチルアミノナフタレン)の一般化分極(GP)を測定することにより,3日までおよび6日目に24時間間隔でモニターした。すべての3つの大腸菌株(2つのMDR分離株と1つの感受性参照株)から得られたLaurdan励起GP(GP_exc)値だけでなく,異方性値は非常に類似しており,複数の抗菌剤に対する抵抗性にかかわらず,非常に類似した膜リン脂質組成を示した。それにもかかわらず,黄色ぶどう球菌の場合において,異方性値は参照株と比較してメチシリン耐性黄色ぶどう球菌(MRSA)分離株においてより増加し,それらがより少ない流体膜を有することを意味した。同様に,GP_exc値は3つのS.aureus株の間で統計的に異なり,2つのMRSA分離株は感受性株よりもより堅い膜を有することを示した。シプロフロキサシンのサブ阻害濃度に対するS.aureusのMDR分離株の曝露は,異方性値もGP_exc値にも影響せず,従って膜流動性を変化させなかった。研究した全ての株と条件のLive/Dead染色により評価した膜完全性は6日間維持された。このように,MDR分離株の膜特性に関するこれらの予備的研究は,i)MRSAが感受性黄色ぶどう球菌に対するより強固な膜を有することを示し,2)抗生物質のサブ阻害濃度の存在は,MDRまたは感受性に関わらず,S.aureusの膜流動性を有意に変化させないが,大腸菌の膜流動性にはわずかに影響する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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医用素材  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  食品の汚染 

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