文献

J-GLOBAL ID：201802229867565684   整理番号：18A1626610

海上監視における航行船舶の水中音検知技術の開発

Development of Technology to Detect Underwater Sounds from Ships for Maritime Surveillance

著者 (4件)： 今里元信 (海上技術安全研) ,  長井弘志 (弓削商船高専) ,  木村隆則 (弓削商船高専) ,  二村彰 (弓削商船高専)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 53  号： 5  ページ： 721-726  発行年： 2018年09月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 早期警報システムは,沿岸にある重要施設に接近する不審な,或いは不明な船舶を発見するために不可欠である。そのために,著者等は海上監視システムを装備したブイを開発した。本論文では,高速フーリエ変換と線形予測法の間の差分値に着目して接近船舶からの水中音の早期検出を可能とし,幾つかの船舶からの水中音を計測,解析した。その結果,本海上監視システムが水中音のモニタリングに極めて有効であることが分かった。同システムは,水中音の検出により不審船や密漁船の存在を探知するために役立つと期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *船舶 ,  *監視装置 ,  *ブイ ,  *水中音響 ,  警報システム ,  *検出法 ,  沿岸 ,  高速Fourier変換 ,  線形予測 ,  パワースペクトル ,  周波数 ,  閾値 ,  引船 ,  貨物船 ,  巡視船 ,  *海上船舶 ,  差分

分類 (2件)： その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q) ,  水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (11件)：

• 1) 海洋政策研究財団,平成19年度技術開発基金による研究開発報告書,27,(2008),11-25.
• 2) 海洋政策研究財団,平成20年度技術開発基金による研究開発報告書,28,(2009),48-62.
• 3) 今里ほか4名,水中音観測による海上監視技術の確立,日マリ学誌,46-1,(2011),87-92.
• 4) 今里ほか2名,航行船舶の水中音による海上監視技術の開発,日マリ学講,84回論集,(2014),139-140.
• 5) 今里ほか2名,接近航行船舶の水中音検知技術の開発,日マリ学講,85回論集,(2015),205-206.

タイトルに関連する用語 (5件)： 海上 ,  航行 ,  船舶 ,  水中音 ,  開発