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J-GLOBAL ID：201802229902876137   整理番号：18A1995060

極度に強い台風Haiyan(2013)に対する大気-海洋環境条件と界面過程の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Air-Sea Environmental Conditions and Interfacial Processes on Extremely Intense Typhoon Haiyan (2013)

著者 (3件)： Wada Akiyoshi (Meteorological Research Institute/Japan Meteorological Agency, Tsukuba, Japan) ,  Kanada Sachie (Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University, Nagoya, Japan) ,  Yamada Hiroyuki (Faculty of Science, University of the Ryukyus, Okinawa, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 123  号： 18  ページ： 10,379-10,405  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 台風Haiyan(2013)は急速に強まり,温暖北西太平洋上で895hPaの中心気圧に達した。Haiyanがそのような異常に強い熱帯低気圧(TC)になった理由を明らかにするために,Haiyanの強度に及ぼす大気および海洋条件と大気-海洋界面過程の影響を調べた。多くの異なる初期海洋条件と7kmメッシュ大気-波動-海洋結合モデルによるアンサンブル実験を行った。また,感度実験を行い,2kmメッシュの水平分解能を用いて,海の噴霧の影響を調べた。また,類似の実験をTyphon Mike(1990)で行い,それは類似のトラックに従ったが,Haiyanより強くはなかった。両TCに対して,海洋結合は異なる既存海洋条件に起因するシミュレート強度の不確実性を軽減した。空気-海潜熱フラックスの増加は両TCの強度を増加させたが,海の噴霧の影響は白化被覆率に依存した。既存の海洋条件と大気-海洋界面プロセスは,潜熱フラックスと表面近くの水分流入の変化を通して,二次循環に直接影響した。しかし,2kmメッシュ分解能はHaiyanのシミュレーションのみを改善した。強度領域上の平均潜熱流束は強度をシミュレートするには不十分であった。それは,シミュレーションHaiyanの摩擦収束域の下で,小さいサイズ,急速な並進,より少ない海面冷却,および潜熱フラックスの小さい減少を決定した850hPaにおける東風と比湿度であった。シミュレートされたTCに及ぼす既存の海洋条件と大気-海洋界面プロセスの影響の理解は,大気-波浪-海洋結合モデルの改良のためのガイドラインとして役立つであろう。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *界面 ,  高速度 ,  不確実性 ,  噴霧 ,  北西太平洋 ,  水分 ,  海況 ,  *海洋環境 ,  結合モデル ,  *海洋 ,  *台風 ,  波浪 ,  初期条件 ,  シミュレーション ,  分解能

著者キーワード (4件)： 熱帯低気圧 ,  大気-波浪-海洋結合モデル ,  大気-海洋界面プロセス ,  初期条件

分類 (1件)： 大規模擾乱,台風,大気重力波  (DC05070R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 台風 ,  大気 ,  海洋 ,  環境条件 ,  界面 ,  過程