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J-GLOBAL ID：201802230046825373   整理番号：18A0477065

地震動力学の空間的および時間的進化:M_w8.3Illapel地震,チリの事例研究【Powered by NICT】

Spatial and Temporal Evolution of Earthquake Dynamics: Case Study of the M_w 8.3 Illapel Earthquake, Chile

著者 (3件)： Yin Jiuxun (Department of Earth and Planetary Sciences, Harvard University, Cambridge, MA, USA) ,  Denolle Marine A. (Department of Earth and Planetary Sciences, Harvard University, Cambridge, MA, USA) ,  Yao Huajian (Laboratory of Seismology and Physics of Earth’s Interior and School of Earth and Space Sciences, University of Science and Technology of China, Hefei, China)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 123  号： 1  ページ： 344-367  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大地震の地震力学に関連した指標を提供するために,遠地地震P波の圧縮センシング逆投影(CS BP)とソーススペクトル解析を組み合わせた方法論を開発した。自動適応源グリッド精密化によりCSBP法と放射バーストの位置のより良い空間的及び時間的分解能を得るために参照源調整技術を改善した。も(i)深さ相と水残響を含む簡単な理論的Green関数と(ii)経験的P波に関するGreen関数に基づく2段源スペクトル解析を用いた。さらに,放射エネルギーと減衰率のような動的パラメータの時間的進化を調べるため,源スペクトログラム方法論を提案した。橋かけ逆投影とスペクトログラム解析は,これらの動的震源パラメータの空間的及び時間的発展を提供する。技術最近2015M_w8.3メガスラストIllapel地震(チリ)に適用した。両技術からの結果は一致し,また他のメガスラスト地震に見られる深さ地震波放射を明らかにした。地震波放射の低周波数成分はメガスラストの浅部に位置し,トレンチに対する震源から一方向的に伝搬するが,高周波数成分の大部分は断層の傾斜部分に由来する。放射における多重破壊段階の解釈も放射エネルギーと減衰速度の時間的変化により支持された。最後に,筆者らは筆者らの観測量を説明するために可能な機構,プレストレス,断層幾何学,および/または摩擦特性のいずれかを議論した。著者らの方法論は地震動力学をもつ運動学的観察に橋架けする試みである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分解能 ,  幾何学 ,  遠地地震 ,  経時変化 ,  P波【地震波】 ,  震源 ,  震源パラメータ ,  *チリ共和国 ,  Green関数 ,  放射エネルギー ,  *地震 ,  *事例研究 ,  大地震 ,  スペクトル解析
準シソーラス用語： スペクトログラム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Illapel地震 ,  放射エネルギー ,  逆投影 ,  地震動力学

分類 (3件)： 地震の物理的性質  (DC03050H) ,  地震波伝搬  (DC03040W) ,  地震学一般  (DC03020A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地震 ,  動力学 ,  進化 ,  チリ ,  研究