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J-GLOBAL ID:201802230124804327   整理番号:18A0267025

うつ病における予測的無快感症を伴う白質微細構造異常との関連【Powered by NICT】

White matter microstructural abnormalities and their association with anticipatory anhedonia in depression
著者 (10件):
資料名:
巻: 264  ページ: 29-34  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1185A  ISSN: 0925-4927  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無快感症は大うつ病性障害(MDD)患者における報酬の神経回路の機能障害と関連している。しかし,その神経生物学的基盤は十分に理解されていない。本研究は,最初のエピソードMDD患者における快感消失と白質(WM)特性間の関係を調べた。拡散強調画像を受ける初回エピソード薬剤未投与MDDおよび28人の健康な対照(HC)の30人の患者を募集した。特にMDD患者における喜びスケール(TEPS)の時間的経験で測定したWM特性と快感消失の間の相関を検討した。追跡ベース空間統計(TBSS)を用いて,MDD患者は左帯状束と小鉗子において減少した異方性比率(FA)を示すことを見出した。これらの患者は,両側視床前放射,皮質脊髄路,上縦束および左半球における鉤状束を含むいくつかの主要な管における増加した動径拡散率(RD)を示した。相関分析は,RDの増加はMDD群の予測的快感消失と有意に相関したが,減少した平均FAはHCにおけるコンサマトリー快感消失と相関していたことを示した。これらの予備的知見は,左側WM管異常はMDD患者における快感消失の開発に寄与する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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精神科の基礎医学  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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