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J-GLOBAL ID:201802230131648377   整理番号:18A0486566

ソウギョレオウイルスに対する免疫応答におけるバーベルウグイSqualiobarbus curriculusからのインターフェロン調節因子3の関与【Powered by NICT】

Involvement of interferon regulatory factor 3 from the barbel chub Squaliobarbus curriculus in the immune response against grass carp reovirus
著者 (11件):
資料名:
巻: 648  ページ: 5-11  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バーベルチャブSqualiobarbus curriculusは中国の重要な市販魚種である,ソウギョレオウイルス(GCRV)に対し著しい耐性を示した。本研究では,ScIRF3と名付けたSqualiobarbus curriculusからのインターフェロン調節因子3(IRF3)のcDNA配列をクローニングし,GCRVに対するその効果を調べた。ScIRF3の全長1837塩基対(bp)cDNAは1374bpの完全なオープンリーディングフレームを含み,457アミノ酸残基の推定ポリペプチドをコードしていた。ScIRF3蛋白質は保存されたドメイン,N末端DNA結合ドメイン,C末端IRF結合ドメイン,セリンリッチ領域を含んでいた。系統発生解析は,ScIRF3はCarassius auratusとCtenopharyngodon idellusからIRF3sとクラスターを形成していたことを示した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応分析により,Squaliobarbus curriculusにおけるScIRF3の発現レベルは脾臓で最も高く,筋肉において最低であることを示した。GCRV感染後,両ScIRF3とI型インターフェロン(IFN)の発現レベルは最初にアップレギュレートされ,続いて脾臓や小腸でダウンレギュレートされた。相関分析は,I型IFNの発現レベルは有意に腸におけるScIRF3(Pearson相関係数:0.883,P:0.004)のそれと正の相関があることを示した。I型IFNの発現レベルも有意にアップレギュレートされ,GCRV価はGCRV感染ScIRF3を過剰発現するCtenopharyngodon idellus腎臓細胞における減少した(P<.05)した。これらの結果は,ScIRF3はSqualiobarbus curriculusにおけるGCRVに対するI型IFN免疫応答において役割を演じている可能性があり,またCtenopharyngodon idellus腎臓細胞におけるGCRV複製を阻害できることを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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