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J-GLOBAL ID:201802230183465244   整理番号:18A1369956

3つの脂肪酸アシルCoAレダクターゼ,BDFAR1,BDFAR2およびBDFAR3はBrachypodium distachyonにおけるクチクラワックス一次アルコール生合成に関与する

Three Fatty Acyl-Coenzyme A Reductases, BdFAR1, BdFAR2 and BdFAR3, are Involved in Cuticular Wax Primary Alcohol Biosynthesis in Brachypodium distachyon
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巻: 59  号:ページ: 527-543 (WEB ONLY)  発行年: 2018年03月 
JST資料番号: U1159A  ISSN: 1471-9053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物クチクラワックスは,非常に長い鎖脂肪酸(VLCFA)およびそれらの誘導体の不均一混合物である。第一アルコールは,Brachidium distachyon(Brachidium)の葉の発生における主要なワックス成分である。しかしながら,一次アルコール生合成に関与する遺伝子は研究されておらず,それらの正確な生物学的機能は,今日までにBrachidiumにおいて不明のままである。ここに著者らは,Bradidium葉形態形成における,葉のワックスプロファイルと結晶形態をモニターし,BdFAR1,BdFAR2とBdFAR3と名付けた3つのBrachidium脂肪酸アシルCoAレダクターゼ(FAR)遺伝子を分離し,それらの生化学的活性,基質特異性,発現パターン,細胞内局在化とストレス誘導を分析した。酵母(Saccharomyces cerevisiae),トマト(Solanum lycopersicum),Arabidopsis(Arabidopsis thaliana)およびBrachidiumにおけるBdFAR遺伝子のトランスジェニック発現は,第一アルコールの生産を増加した。3つのBdFAR遺伝子は,Brachidiumの空中組織で優先的に発現し,ワックス一次アルコール沈着の既知部位と一致し,Arabidopsisプロトプラストの小胞体(ER)に局在した。最後に,BdFAR遺伝子の発現は,乾燥,寒冷およびABA処理により誘導され,乾燥ストレスはBrachidiumにおけるクチクラワックス蓄積を有意に増加した。まとめると,これらの結果は,3つのBdFAR遺伝子が,Brachidiumワックスの第一アルコール生合成に関与する活性FARをコードし,非生物的ストレスに応答することを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物の生化学 

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