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J-GLOBAL ID:201802230213927455   整理番号:18A0414245

有機伝導体の零質量Dirac電子におけるNMRシフトへの長距離Coulomb相互作用の効果

Effect of Long-Range Coulomb Interaction on NMR Shift in Massless Dirac Electrons of Organic Conductor
著者 (1件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 024705.1-024705.9  発行年: 2018年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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低温における核磁気共鳴(NMR)シフトχ<sub>α</sub>を,有機伝導体α-(BEDT-TTF)<sub>2</sub>I<sub>3</sub>,ここで,α[=A(=A′),B,C]は単位胞中の4個の分子のサイトを表す,の零質量Dirac電子に対して調べた。Dirac円錐は伝導バンドと価電子バンドの間で0.01eVのエネルギー内に存在する。磁気応答関数は,長距離Coulomb相互作用と電子ドーピングを考慮して計算した。摂動の1次内で相互作用を計算して,化学ポテンシャルを自己無撞着に決定し,自己エネルギー補正とバーテックス補正はWard恒等式を満たすようとった。サイト依存のχ<sub>α</sub>は0.0002<T<0.002(TはeVを単位とした温度)の低温で,Dirac円錐の波動関数を正しく扱って計算した。低(高)温で,Bを除くすべてのサイトでχ<sub>α</sub>の自己エネルギー(バーテックス)補正が支配的になり,その符号は負(正)であるが,Bサイトの補正の符号は常に負である。中程度のドーピングに対して,Tの関数としての補正は,χ<sub>C</sub>~χ<sub>A</sub>~χ<sub>A′</sub>>χ<sub>B</sub>となるところで極小をとる。シフトの実験との関連性を論じた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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錯体のNMR 
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