文献
J-GLOBAL ID:201802230245753207   整理番号:18A0276352

両半球の広範な皮質脱髄はMOG免疫化ラットの皮質中に注入したカテーテルを経て炎症誘発性サイトカインの注入によって誘導される【Powered by NICT】

Widespread cortical demyelination of both hemispheres can be induced by injection of pro-inflammatory cytokines via an implanted catheter in the cortex of MOG-immunized rats
著者 (11件):
資料名:
巻: 294  ページ: 32-44  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0094B  ISSN: 0014-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
皮質脱髄は慢性多発性硬化症(MS)患者の共通所見であり,疾患の進行および全体的障害に寄与している。皮質病変をもたらす正確な病理学的機序は明らかではない。研究は多発性硬化症の標準動物モデルは,一般的に皮質に影響しないという事実によって制限される,またはそれらはいくつかの変異体の場合,皮質脱髄はむしろ稀であると既に数日以内に再ミエリン化した。これらの限界を克服する試みにおいて,著者らはDark Agoutiラットの皮質への組織適合性カテーテルを挿入した。14日後ラットを不完全フロイントアジュバントにおける5ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白質(MOG)で免疫した,これは,どのような臨床徴候を起こさなかった動物は安定な抗MOG抗体価を開発した。動物はカテーテルを介して炎症性サイトカインの注入を受けた。これはくも膜下腔へのカテーテル地域から広がる円錐状パターンで1日目から出発して皮質と皮質下領域の脱髄をもたらした。3日目に皮質脱髄は,対側半球に拡大し,両半球の皮質及び皮質下領域の広範な脱髄とサイトカイン注射後9 15日の間でピークに達した。臨床動物は疲労の徴候を示し,15日後に完全に回復した。30日目にもまだ軟膜下と皮質内領域における脱髄と共に部分的および完全再ミエリン化の領域を検出することができた。皮質ミエリンの損失は顕著なミクログリア活性化を伴っていた。30日目にカテーテルを介してサイトカインの第二注入は同じ症状が,検出されない運動機能障害を持つ第二脱髄相をもたらした。標準実験的自己免疫性脳脊髄炎と比較して,動物の被災は小さいが出現し,長期観察と反復脱髄相は倫理的に受け入れられた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  神経系の疾患 

前のページに戻る