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J-GLOBAL ID:201802230401482981   整理番号:18A0975578

セレコキシブはPI3K/Akt経路を介して骨肉腫におけるシスプラチンの抗癌効果を増強し,アノイキスを誘導する【JST・京大機械翻訳】

Celecoxib enhances anticancer effect of cisplatin and induces anoikis in osteosarcoma via PI3K/Akt pathway
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ:発行年: 2017年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:誘導酵素であるCOX-2は,炎症性疾患および発癌と関連する。COX-2の過剰発現は,骨肉腫を含む多くのヒト悪性腫瘍で生じる。COX-2陽性は骨肉腫において67~92%を形成し,COX-2は娘接着細胞より癌幹細胞球において141倍多く発現する。著者らの研究において,シクロオキシゲナーゼ-2阻害剤セレコキシブはPI3K/Aktのダウンレギュレーションを介してヒト骨肉腫細胞系MG-63にアポトーシスを誘導することを報告した。セレコキシブはシスプラチンのアポトーシスと細胞毒性効果を増強するが,その機構は不明のままであることが確認されている。【方法】著者らは,選択的COX-2阻害剤セレコキシブの抗増殖,およびMG-63細胞におけるセレコキシブとシスプラチンの組合せを同定し,関与する潜在的分子機構を調査することを試みた。MG-63細胞をセレコキシブとシスプラチンまたはどちらかの薬剤単独の併用で,血清添加培地で48時間処理した。【結果】MDR1,MRP1,BCRPおよびTrkB,Eカドヘリン,β-カテニンはセレコキシブとシスプラチンの併用で処理した細胞で有意に下方制御され,β-カテニン濃度の減少は特異的PI3K阻害剤ウォルトマンニンの細胞で見られた。結論:これまで,セレコキシブはシスプラチンの抗癌効果を増強し,骨肉腫におけるアノイキスを誘導し,それはPI3K/Akt依存性で,MDRとβカテニンに関連している可能性がある。PI3Kはセレコキシブ効果の中心にある可能性があり,それはMDRとanoikisの調節において必須の役割を果たす。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞生理一般 
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