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J-GLOBAL ID:201802230436769615   整理番号:18A1865514

リーリン欠乏はマウス脳における異常な脂質組成を導く【JST・京大機械翻訳】

Reelin deficiency leads to aberrant lipid composition in mouse brain
著者 (15件):
資料名:
巻: 505  号:ページ: 81-86  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リーリンは哺乳類脳の発生と機能に必須の分泌蛋白質である。Reelin,アポリポ蛋白質E受容体2及び非常に低密度リポ蛋白質受容体の受容体は低密度リポ蛋白質受容体ファミリーに属するが,Reelinが脳脂質代謝に関与するかどうかは知られていない。本研究では,野生型およびReelin欠損(reeler)マウスの大脳皮質の脂質分析を行い,リーラーマウスがリン脂質におけるいくつかの組成変化を示すことを見出した。最初に,1つの飽和脂肪酸(FA)と1つのドコサヘキサエン酸(DHA)またはアラキドン酸(ARA)を含むリン脂質の比率は減少した。第2に,1つのモノ不飽和FA(MUFA)と1つのDHAまたはARAを含むリン脂質の比率が増加した。第三に,5,8,11-エイコサトリエン酸またはMead酸(MA)を含むリン脂質の比率は増加した。最後に,ステアロイル-CoAデサチュラーゼ-1(SCD-1)の発現は増加した。MAの増加は多価不飽和FA(PUFA)欠乏の指標として見られ,SCD-1の発現はPUFAによって抑制されるので,これらの結果はReelinの損失がPUFA欠乏をもたらすことを強く示唆する。したがって,MUFAとMAは,SCD-1発現を誘導することにより,この欠損に応答して合成される。これは,リーラーマウス脳におけるFA組成の変化の最初の報告であり,脳の発達と機能におけるリーリンの新しい役割をさらに研究するための基礎を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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代謝一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞膜の受容体 
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