文献

J-GLOBAL ID：201802230478619163   整理番号：18A0335476

生態系サービスと富の分配のための支払い【Powered by NICT】

Payments for Ecosystem Services and Wealth Distribution

著者 (4件)： Wang Pu (Department of Natural Resources, 111 Fernow Hall, Cornell University, Ithaca, NY 14853, USA) ,  Wang Pu (Belfer Center for Science and International Affairs, John F. Kennedy School of Government, Harvard University, 79 JFK Street, Cambridge, MA 02138, USA) ,  Poe Gregory L. (Charles H. Dyson School of Applied Economics and Management, 407 Warren Hall, Cornell University, Ithaca, NY 14853, USA) ,  Wolf Steven A. (Department of Natural Resources, 111 Fernow Hall, Cornell University, Ithaca, NY 14853, USA)
資料名： Ecological Economics  (Ecological Economics)
巻： 132  ページ： 63-68  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0911A  ISSN： 0921-8009  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生態系サービス(PES)のための支払いは,環境外部性を内部化する有望な市場ベース政策手段として期待が高まっている。PESの可能性を生態系サービス購入者の支払意思額(WTP)と生態系サービス提供者の受容(WTA)意欲との関係に関連している。本研究では,PESスキームにおける骨材WTPとWTAに影響する因子を解析するための経済モデルを使用した。生態系サービス購入者と提供者間の富の偏在は,トランザクションを増加させることができることを示した。さらに,富の偏在は,買い手と売り手の間に存在する場合,富裕な集団はプログラムに寄与するであろうとより貧弱な個体群はそれからより多くの利益を得るであろう。これらの条件下で,PESは,社会的に進行性であり,既存の経済的不平等を低減することができる。この意味では,経済モデルは,PESと貧困軽減プログラムの統合のための正当性を提供する。本研究の結果は,PESは普遍的に適用可能な保存ツールではないことを示し,PESの設計と応用に対して,より目標を絞ったアプローチが必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *生態系 ,  骨材 ,  経済モデル ,  個体群
準シソーラス用語： 支払意思額 ,  外部性 ,  *生態系サービス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 支払い意欲 ,  受容への意欲 ,  トランザクションコスト ,  市場ベース政策手段 ,  不等式 ,  貧困軽減

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  農業一般  (FB01010A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 生態系サービス ,  分配 ,  支払い