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J-GLOBAL ID:201802230531890866   整理番号:18A1611260

オレンジ果実におけるD-リモネンシンターゼのダウンレギュレーションのエンジニアリングはモノテルペンアルコールの蓄積の増強と防御の活性化を通して真菌Phyllosticta citricarpaに対する抵抗性を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Engineering d-limonene synthase down-regulation in orange fruit induces resistance against the fungus Phyllosticta citricarpa through enhanced accumulation of monoterpene alcohols and activation of defence
著者 (12件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 2077-2093  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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テルペン揮発性物質は,特殊な病原体と果実の間の相互作用において重要な役割を果たす。菌類Phyllolosicta citricarpaによって引き起こされる柑橘類黒点(CBS)は,世界中の異なる都市成長地域における作物損失と関連している。病原体は花弁落下後20~24週間果実に感染する可能性があるが,果実がほとんど成熟に達したときに典型的なハードスポット症状が出現し,真菌コロニー形成により生じ,D-リモネンは成熟オレンジ果実の全油含量の約95%を占める。ここでは,アンチセンス(AS)アプローチにより果皮油腺におけるD-リモネン含量の低下を伴うオレンジ果実が,空のベクター(EV)対照に対するP.citricarpaとの果実相互作用に影響する可能性があるかどうかを調べた。果実はEV果実に比べて真菌に対する抵抗性が高かった。減少したd-リモネン含量のため,リナロールおよび他のモノテルペンアルコールの過剰蓄積が,EV果実に対してASにおいて見出された。P.citricarpa接種後2時間と8日における全体的遺伝子発現分析は,おそらくリナロールと他のアルコールの構成的蓄積の増強の結果として,異なる病原関連(PR)蛋白質遺伝子のアップレギュレーションを介してAS果実における防御応答の活性化を明らかにした。in vitroおよびin vivoで測定したとき,AS果実中に存在する濃度のモノテルペンアルコールは強い抗真菌活性を示した。ここでは,果実皮におけるテルペン工学が果実病害に対する抵抗性を得るための新しい戦略の開発のための有望な方法であることを示した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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果樹  ,  菌類による植物病害 
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