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J-GLOBAL ID:201802230539184294   整理番号:18A0467237

マウス皮膚線維芽細胞L929における有機りん誘発アポトーシスに対するメトクロプラミドの保護効果【Powered by NICT】

Protective effect of metoclopramide against organophosphate-induced apoptosis in the murine skin fibroblast L929
著者 (10件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 329-340  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0787B  ISSN: 0260-437X  CODEN: JJATDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,有機リン系殺虫剤マウスL929皮膚線維芽細胞におけるアポトーシスを誘導したパラオキソン(POX)及びマラチオン(MLT)に対するメトクロプラミド(MCP)の予防効果を評価するために行った。L929細胞はMCPの濃度増加の存在下および非存在下でPOX(10 nm)または1.0μm MLTに曝露した。これら有機リン誘導アポトーシス事象に及ぼすMCPの保護効果は,アネキシンV/プロピジウムヨージド,執行者カスパーゼ-3のプロセシングと活性化,ポリADPリボースポリメラーゼの開裂,ヌクレオソームDNAの断片化およびミトコンドリア膜電位(Δψ)の破壊を用いた染色後にフローサイトメトリー分析により評価した。著者らの結果は,線量増加MCP単独(≧10 μm)はカスパーゼ-3のアポトーシスまたは活性化を誘導しないことを示した。POXとMLTの添加前に薬物の1μmと5μmでプレインキュベートした場合,MCPによる細胞の前処理は, 70 80%の保護に達する用量依存的に有機リン酸化合物によって引き起こされる全てのアポトーシス事象を減弱させた。興味深いことに,MCPは腫瘍壊死因子-α,シスプラチン,エトポシドまたはパクリタキセルの細胞毒性,種々の機構によりアポトーシスを刺激するに対する有意な保護効果を提供し,薬物の抗アポトーシス効果は有機リン系殺虫剤に特異的であることを示唆した。有機リン酸化合物の細胞毒性に対するMCPの潜在性用量の強力で特異的な抗アポトーシス活性はそれらの中毒の治療におけるその潜在的な臨床的応用を示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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