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J-GLOBAL ID:201802230589039900   整理番号:18A0233433

多種類の抗がん剤前治療歴を有する卵巣癌患者におけるトラベクテジンの短期点滴静注:単一施設における経験

Short-Infusion Trabectedin in Heavily Pretreated Ovarian Cancer Patients: A Single-Institution Experience
著者 (11件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 359-366  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0130A  ISSN: 0030-2414  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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過去に3回以上の薬物療法歴のある再発卵巣癌(ROC)患者に対する10日ごとのトラベクテジン単独投与(d10T)の有効性および忍容性を評価した。2010年から2015年に,パクリタキセルの週1回投与(wP)またはd10Tを受けたROC患者(各群34人)を対象とした。トラベクテジンは,0.6mg/m2を10日ごとに3時間かけて点滴し,1サイクル21日間とした。パクリタキセルは,80mg/m2を4週間ごとに1,8,15および22日目に静脈内投与した。治療関連毒性,無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)を評価した。その結果,2群間で奏効率に有意差はみられなかった。PFSの中央値は,d10T群が5カ月,wP群が4カ月であった。OSはd10T群が13カ月,wP群が7カ月で,2群間で有意差がみられた。トラベクテジン投与後にプラチナ製剤を投与された患者は,パクリタキセル投与後にプラチナ製剤を投与された患者に比べてOSが有意に延長した。grade 3以上の治療関連毒性で多くみられたのは,AST/ALT増加,好中球減少症,貧血,血小板減少症および脱毛症であった。d10Tは,多種類の抗がん剤前治療歴を有するROC患者に対して有効な治療選択となり得る。
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分類 (3件):
分類
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女性生殖器と胎児の腫よう  ,  腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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