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J-GLOBAL ID:201802230609131207   整理番号:18A1686408

デングウイルス感染におけるPI3K/Akt,Rho GTPアーゼおよびアクチン細胞骨格の役割の解明【JST・京大機械翻訳】

Disentangling the role of PI3K/Akt, Rho GTPase and the actin cytoskeleton on dengue virus infection
著者 (3件):
資料名:
巻: 256  ページ: 153-165  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0381D  ISSN: 0168-1702  CODEN: VIREDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Dengueウイルス(DENV)によって発生する感染は,特定の薬理学的治療を持たない。したがって,従来のアプローチから出発する研究戦略を研究することが必要である。初期DENV感染の間の細胞機構の研究は,抗ウイルス薬への宿主に基づくアプローチの設計を可能にする可能性がある。ここでは,PI3K/Akt,Rho GTPアーゼおよびアクチン細胞骨格に関連する哺乳類細胞におけるDENV感染の初期/後期イベントについて述べる。PI3K/Akt/Rho GTPアーゼとアクチン細胞骨格がHuh7細胞におけるDENV複製に関与するかどうかを評価するために,化学的および遺伝的阻害を,初期(1~12時間p.i.)および後期(12~24時間p.i.)感染を含む24時間以上にわたって行った。効果は,ウイルス力価の定量化,ウェスタンブロットにより測定したキナーゼの活性化および定量的蛍光顕微鏡により記録した細胞内パターンおよび細胞内パターンにより証明した。DENV感染はアクチン細胞骨格の再編成によりPI3K/Aktの活性化を誘導し,特異的化学阻害剤を用いて確認された。さらに,PI3K/Akt/Rho GTPアーゼおよびアクチン微小フィラメントの阻害は,新しいウイルス子孫を有意に減少させた。この経路の下流エフェクター(ROCKとRac1)の遮断はPI3K/Akt/Rho GTPアーゼ阻害の細胞表現型を模倣した。さらに,感染細胞におけるこの細胞過程の最終実行者(すなわちアクチン)の遮断も,分子およびウイルス効果を誘導した。最後に,PI3K/Akt阻害とRho GTPアーゼノックダウン(Rac1,Rac2とCdc42)の組合せは,個々の処理により観察されたそれに対するDENV-2タイターに対して同様の効果を示した。まとめると,これらの知見はPI3K/Akt経路がRho GTPアーゼとアクチン依存的にDENV-2感染に関与し,DENV-2がこのシグナル伝達カスケードを用いて細胞を効率的に複製することを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性 

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