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J-GLOBAL ID：201802230628446038   整理番号：18A1359580

イネ(Oryza sativa L.)の確立と収量増加のための小規模機械的移植機を用いた非代かき土壌への移植【JST・京大機械翻訳】

Transplanting into non-puddled soils with a small-scale mechanical transplanter reduced fuel, labour and irrigation water requirements for rice (Oryza sativa L.) establishment and increased yield

著者 (4件)： Hossen M.A. (Farm Machinery and Post-harvest Technology (FMPHT) Division, Bangladesh Rice Research Institute(BRRI), Gazipur, Bangladesh) ,  Hossain M.M. (Department of Farm Power Machinery, Bangladesh Agricultural University, Mymensingh, Bangladesh) ,  Haque M.E. (Murdoch University, Australia and Liaison Office, Uttara, Dhaka, Bangladesh) ,  Bell R.W. (School of Veterinary and Life Sciences, Murdoch University, Murdoch, WA, 6150, Australia)
資料名： Field Crops Research  (Field Crops Research)
巻： 225  ページ： 141-151  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1910A  ISSN： 0378-4290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イネの移植を機械化することは,作物確立のための労働要求とコストを減少させることができる。作物定着のコストは,代かきによる従来の耕うんから非代かき土壌における減少した耕うんまで変化することによって,さらに減少することができた。しかし,アジアの小規模圃場に適した機械化イネ移植は,非代かき土壌では評価されていない。本研究は,イネ確立のための異なる耕うん選択の下での4列歩行型機械的イネ移植機の性能を評価するために実施した。圃場試験は,2013~13年の灌漑乾燥(Boro)季節と2013年の非灌漑湿潤(Aman)季節の間,Gazipurの粘土ローム土壌とKushiaのローム土壌について行った。3つの非代かき土壌処理(浅い床,平坦におけるストリップ耕うん,平坦に関するゼロ耕うん)を,従来の代かき耕うん(’puddling’)と比較した。土壌を軟化させるために,移植の18時間前に非代かき区画を湛水した。ストリップ耕うんは耕起に対する耕うん時間と燃料消費を50~70%減少させた。また,ストリップとゼロ耕うんは,それぞれ22%と28%の移植のための灌漑水入力を減少させた。移植機は,代かき土壌および床(0.135~0.121ha/h)よりも,ストリップおよびゼロ耕うん土壌(0.131~0.134ha/h)において,有意に高い面積被覆率を有していた。また,非代かきストリップとゼロ耕うんは,代かきと比較して,機械的移植のための燃料消費を11~18%減少させた。失われた丘陵の割合は,代かき土におけるよりもストリップ耕土において低く,植物のより少ない浮遊と埋没のために,より少ない欠落丘があった。移植片のすべりは,非代かき土壌の間隔と比較して,代かき土の移植の間,植物を植物間隔に有意に減少させた。全ての非代かき耕起処理は,代かきと比較してイネの類似または有意に高い収量を与えた。粘土ローム土壌において,ストリップ耕うんとゼロ耕うんは,ベッド耕うんと代かき(5.1-5.2t/ha)より有意に高い収量(5.4-5.6t/ha)を与えた。ロームについては,ストリップ耕うん(5.1t/ha)およびベッド耕うん(4.9t/ha)による収量は類似しており,ストリップ耕うんによる収量は,ゼロ耕うんおよび代かき(4.7~4.8t/ha)の収量よりも有意に高かった。非代かき土壌における機械的イネ移植機の操作は,イネの定着のための労働および燃料コストおよび灌漑水の投入量を低減した。作物生産は,両季節における両サイトでのすべての耕うん処理への機械化移植により利益があり,全縁はUS273からUS582/ha,BCRは1.3から1.7であった。Gazipurにおいては,ストリップ耕うんとゼロ耕うんは代かきより利益があり,一方,ストリップ耕うんはKushtiaにおいて最も有益な処理であった。したがって,非代かき土壌への機械化移植は,アジアにおける小規模な湿地イネ農民のための有望な選択肢である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 機械化 ,  農民 ,  灌漑 ,  農作物 ,  湛水 ,  粘土 ,  ローム ,  湿潤 ,  バングラデシュ人民共和国 ,  耕うん ,  湿地 ,  土壌型 ,  *代かき ,  *小規模 ,  灌漑用水

著者キーワード (5件)： ストリップ耕うん ,  ゼロ耕うん ,  土壌型 ,  バングラデシュ ,  経済学

分類 (2件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (8件)： イネ ,  Oryza ,  収量 ,  小規模 ,  移植機 ,  代かき ,  土壌 ,  移植