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J-GLOBAL ID:201802230662147789   整理番号:18A1886905

日本の古生代腕足類の古生物地理学的研究とその構造地質学的意義:総括

Palaeobiogeographical studies on the Palaeozoic brachiopods of Japan, and their tectonic significance: A review
著者 (1件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 655-673  発行年: 2018年09月15日 
JST資料番号: F0528A  ISSN: 0016-7630  CODEN: CHTZA5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本の古生代動植物群(おもに腕足類)の古生物地理に関する124篇の論文について総括した。これらの研究から以下の4つの構造地質学的なできごとが示唆される。(1)原日本はシルル紀~ペルム紀には北中国地塊周辺海域の造山帯(中央アジア造山帯)に存在した。(2)原日本はペルム紀に奥只見-飛騨外縁帯-南部北上帯-黒瀬川帯の順序で北から南へ1列に並んでいたが,後期ペルム紀以降,おそらく前期白亜紀~古第三紀の左横ずれ運動によって再配列をした。(3)秋吉帯の石灰岩-玄武岩ブロックは前期石炭紀~中期ペルム紀に,原日本に近い北半球のパンサラッサで礁-海山として形成された。(4)美濃帯の石灰岩-玄武岩ブロックは後期石炭紀~後期ペルム紀に,北アメリカに近いパンサラッサ赤道地域で礁-海山として形成された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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古生代  ,  地質構造・テクトニクス 
引用文献 (287件):
  • Afanasjeva, G. A. and Tazawa, J., 2007, New large chonetids(Brachiopoda)from the Middle Permian of the Southern Kitakami Mountains, Northeast Japan. Paleont. Zhur., 2007-4, 71-74(in Russian).
  • Afanasjeva, G. A. and Tazawa, J., 2010, Kanokurachonetes-New genus(Brachiopoda, Chonetida)from the Middle Permian of the Southern Kitakami Mountains, Northeast Japan. Paleont. Zhur., 2010-1, 17-20(in Russian).
  • 安藤賢三(Ando, K.), 1986, 金生山から産出した奇形腕足類スカチネラ特にその開閉機構について(Scacchinella sp. from the Permian of Kinshouzan, with special reference to its shell closing mechanism).地学研究(Geosci. Mag.(Chigaku Kenkyu)), 37, 213-224.
  • Asama, K., 1967, Permian plants from Maiya, Japan, 1. Cathaysiopteris and Psygmophyllum. Bull. Nat. Sci. Mus. Tokyo, 10, 139-153.
  • Asama, K., 1974, Permian plants from Takakurayama, Japan. Bull. Nat. Sci. Mus. Tokyo, 17, 239-250.
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