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J-GLOBAL ID:201802230723817733   整理番号:18A1431183

SOFC用の潜在的カソード材料としての層状La_2-x(Sr,Ba)_xCuO_4-δ酸化物の評価【JST・京大機械翻訳】

Assessment of layered La2-x(Sr,Ba)xCuO4-δ oxides as potential cathode materials for SOFCs
著者 (12件):
資料名:
巻: 43  号: 32  ページ: 15492-15504  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文において,La_2-x(Sr,Ba)_xCuO_4-δ式による選択した層状銅を,固体酸化物燃料電池のための候補カソード材料として評価した。典型的固相反応とゾル-ゲル法の2つの合成経路は,正方晶I4/mmm空間群を有する良く結晶化したLa_1.5sr_0.5CuO_4-δ,La_1.6Ba_0.4CuO_4-δおよびLa_1.5sr_0.3Ba_0.2CuO_4-δ材料をもたらした。ゾル-ゲル法を用いて得られた微細粉末は,固体電解質上に良好な接着性を有する多孔質カソード層の調製により適しているように見えるが,固体状態経路の後に得られた粉末もまた成功裏に利用できる。構造及び輸送特性の研究,酸素非化学量論及び温度,熱膨張及び化学的及び熱的安定性によるその変化を系統的に行い,酸化物の基本的物理化学的性質を評価し比較した。室温では,銅の平均原子価状態は2.2~2.35の範囲にあり,すべての化合物において酸素欠乏を示し,さらに温度と共に増加することを示した。実施した高温X線回折試験は,La_2-x(Sr,Ba)_xCuO_4-δの中程度の異方性熱膨張を明らかにし,酸素放出によりa軸に沿って起こる400°C以上の温度でより高い膨張を示した。しかし,対応する化学膨張効果は小さく,材料は研究した全温度範囲で中程度の熱膨張を有する。すべての化合物は,Cu2+/Cu3+電荷移動に関連する高温で比較的高い電気伝導率を示し,La_1.5sr_0.5CuO_4-δで記録された最高値を持つ。La_0.8Sr_0.2Ga_0.8Mg_0.2O_3-δ固体電解質による選択したLa_1.5sr_0.5CuO_4-δ材料の化学的安定性の包括的研究は,複雑な挙動を明らかにし,安定性は温度とは別に,粉末の形態にも依存した。このような挙動を記述するモデルを提示した。La_1.5sr_0.5CuO_4-δベースのカソード層の反応性を最小化し,電気化学的性質を特性化することが可能であるが,バッファ層の使用は完全な安定性を維持するために不可欠である。La_1.5sr_0.5CuO_4-δと一般的に使用されるLa_0.4Ce_0.6O_2-δバッファ層材料の相互化学的適合性は優れており,1000°Cでも長時間の反応性はないことを示した。最適化温度で焼結したLa_1.5sr_0.5CuO_4-δカソードを有する実験室規模の燃料電池は,800°Cで0.16Wcm-2を供給することができ,一方,湿潤水素を燃料とした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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燃料電池 

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