文献
J-GLOBAL ID:201802230760571027   整理番号:18A1929505

湖沼と下水道の交差点 湖沼における流域管理と物質循環

著者 (1件):
資料名:
巻: 41  号: 13  ページ: 27-32  発行年: 2018年10月15日 
JST資料番号: Z0772A  ISSN: 0387-6926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・霞ケ浦をモデルとして,湖沼における流域管理と物質循環について考察。
・霞ケ浦は,湖面積に対し流域面積が10倍と大きく,平均水深が4mで,かつ流域末端にあるため,汚濁負荷が大きくなりやすく,広くて浅く富栄養化しやすい湖沼。
・霞ケ浦の水質変動の歴史は,1978年にアオコ大発生の影響でCOD濃度が10mg/Lを超え,その後減少。
・全窒素濃度は1972年に高くその後徐徐に減少して安定化し,全リン濃度は1972年から徐徐に高くなり2008年に最も高くその後高止まり。
・2017年の霞ケ浦・北浦の水質の年平均値は,COD濃度8.4mg/L,全窒素濃度1.2mg/L,全リン濃度0.088mg/L。
・それに対し2020年の目標値は,各各7.8,1.1,0.099。
・また,霞ケ浦は湖底の堆積物から夏季にリンが溶出するため,富栄養化対策として夏季は窒素制限し,その他の季節はリン制限を実施。
・霞ケ浦の水質は,下水道整備が進んだ西浦と,農業・畜産系の北浦の水質の差は大きく,後者の改善が重要。
・窒素を脱窒反応で除去するのではなく,アンモニアとして回収し有機肥料として利用する検討が必要。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
湖沼汚濁  ,  水質管理  ,  産業廃水処理  ,  資源回収利用 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る