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J-GLOBAL ID:201802230784723489   整理番号:18A1707865

パーミッション型ブロックチェーンシステム向け運用スマートコントラクトの適用範囲拡大と共通コンポーネント化

Scope Expansions and Component-based Architecture Design of Operational Smart-Contract for Permissioned Blockchain System
著者 (3件):
資料名:
巻: 118  号: 118(ICM2018 11-23)(Web)  ページ: 41-46 (WEB ONLY)  発行年: 2018年06月28日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブロックチェーン(BC)の一形態として,特定企業間(コンソーシアム)にて,その取引業務プロセスをプログラムコードとして記述し,ノード間で分散合意プロトコルに基づき同期/連動しながら自動実行するスマートコントラクト(SC)機能を特徴とするパーミッション型BCが,特にエンタープライズ分野で将来の有望技術として注目されている。パーミッション型BCでは,単一のBCシステムが複数の異なる管理ドメイン(例:各組織のデータセンタ)下に分散して存在することから,システム運用作業(例:バックアップ)の整合性維持や実施タイミングの調整など,運用が困難化することが想定される。我々は,この問題に対して,運用作業自体をSCとして記述することで(運用SCと呼ぶ),BCシステムを構成するノード間で合意形成/同期しながら運用作業を実施可能とする運用実行方式を検討してきた。本方式を用いることで,管理ドメインをまたいだ運用作業を同一作業手順/タイミングで実行可能とし,運用コストを削減できる効果がある。本提案方式の実用化に向けた課題として,(a)作業手順だけでなく,作業承認,スケジュール,作業報告,エビデンスチェックといった一連の運用プロセス(運用上のワークフロー)にも適用可能とすること,(b)個々の運用作業のために必要な運用SC開発コストを軽減することが挙げられる。この課題解決に向けて,本報告では,BCシステムの典型的な一連の運用ワークフローをモデル化し,その共通機能を抽出して,様々な運用プロセスに適用可能な運用SCのコンポーネント化を試みた。共通コンポーネントを再利用することで,典型的なシナリオにおける運用SC開発コストを43%削減できる見込みである。(著者抄録)
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分類 (2件):
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計算機網  ,  データ保護 

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